✓ 仕事で資料に差し込む図解
✓ パッと見ただけで意味がわかりやすいグラフ
最近ではSNSでも「図解」で名著や名曲が
紹介されるなど、多くの人が図解を活用されています。
✓ なぜよく図解されるのか
✓ 図解を活用すると何がいいのか
効果やポイントを知っていると、
あなたも図解を活用できるようになります。
そこで、今回は図解の活用方法や作り方のコツをお伝えします。
言葉で伝えるのが苦手でも、
図解が活用できれば円滑なコミュニケーションがとれますよ。
1.「図解」を活用する目的
皆さんは図解と聞いた時に、
どんなイメージをされますか。
図解と一口に言っても、様々な種類があります。
図解は、図形やアイコンなどの図を活用して、
物事を視覚的にわかりやすく表現したものです。
このような図解は
説明したいことを整理整頓し、
誰にでもわかりやすく伝えることを目的
として使われることが多いです。
誰が見てもポイントが伝わるもの
が良い図解だと言われています。
2.わかりやすい図解の条件
誰が見ても「わかりやすい」図解の条件は、
✓ 伝えたい事とターゲットを明確にする
✓ 1図解1テーマに絞る
の2点です。
図解を「誰が見ても分かるもの」にするために大事なこと。
それは、
何を、誰に伝えたいか
を明確にすることです。
例えば、
新商品と従来の商品の違いを表現したいなら、
✓ これまでの商品と違う点
✓ アピールしたい人(お客様か、取引先の担当者か)
を明確にしましょう。
また、ひとつの図解ではテーマを1つ絞ることも大切です。
色んな要素を詰め込みたくなる気持ちはわかります。
しかし、目的は
「見る人にポイントを伝えるため」です。
相手の立場になったつもりで、
伝えることをポイントとしてまとめましょう。
この2つがないと、
✓ きれいなグラフだけど、これで何が分かるの
✓ 色んなことが書かれすぎてよくわからない
ということになる場合がありますので、ご注意くださいね。
3.図解を作るメリット
図解をうまく活用できると、こんな効果やメリットがあります。
✓ 全体のイメージが簡単に伝わる
✓ 説明がなくでも共有できる
✓ 自分の考えが整理できる
✓ 相手の理解度が上がる
(1) 全体のイメージが簡単に伝わる
図解のメリットは、
なんと言っても「全体像が理解しやすい」点です。
✓ 口頭の説明や文章だけでは伝わりにくい情報、
✓ 異なる解釈になる可能性がある情報
については特に、図解があると伝わりやすいです。
また、細かい数字が多い資料が必要な時も活用できますね。
図解を活用して一目でわかりやすくすれば
後のトラブル回避にも繋がります。
(2) 説明がなくでも共有できる
説明する前に、視覚で感覚的に情報を共有できるのもメリットです。
スムーズに情報共有ができれば、
伝え漏れによるトラブルも回避できます。
特に今はリモートワークが増えたので、
オンライン上で情報共有する機会が増えました。
口頭で細かくフォローできないことも
増えたのではないでしょうか。
そんな時も図解があると
細かいニュアンスが伝わりやすいですよ。
(3) 自分の考えが整理できる
図解を作るメリットはあなた自身にもあります。
自分で図解を作ると、作る過程で
自分の頭の中が整理されます。
様々な情報が必要になる時は、整理するために
✓ 紙やホワイトボードに書き出して可視化
✓ 付箋に書き出して同じジャンルに分ける
など事前に準備をする必要があります。
すると、
自然と情報を整理して、順序よく組み立てる
ということができているので、
頭の中がシンプルになります。
(4) 相手の理解度が上がる
同じことを口頭で伝えると、
相手によって解釈が違う、ということはよくあります。
文字だけの資料だけを見るよりも、
適度に図解がある資料のほうが
学習効率が4倍以上になる
と言われています。
また、時間が経っても
内容を覚えていてもらいやすくなります。
ですので、
簡単な作業やマニュアル化できるものは、
図解入りで作成しておけば、見る人が理解しやすいものになります。
文章だけの資料は威圧感があるから苦手…という人もいますので、
適度に図解を入れると見る人の気持ちを和らげることもできます。
情報の吸収度や理解力が格段に変わりますので
活用するに越したことはないですね。
4.まとめ
いかがですか。
図解がもたらすメリットを知って、
図解を活用しようと思われた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
図解する時は、
✓ 伝えたい事とターゲットを明確にする
✓ 1図解1テーマに絞る
この2点を意識して、わかりやすい図解を作ってくださいね。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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