あなたはこれまでに、
転職を考えたことはありますか。
今の時代は、
転職することが当たり前と言われ、
転職を前提に就職活動をする人もいる程、
私たちにとって転職は身近なものとなりました。
今働いている人の中にも
転職を意識したことがある人、
多いかもしれません。
そこで今回は、
転職を本格的に考えるきっかけ
になるできごとについてお伝えします。
1.転職を考えるのは小さな不満から
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65423683/picture_pc_5d92d926a60df3d8152a57d7f2640525.jpg?width=800)
2021年4月に人材紹介会社が
約2000人にアンケート調査をしました。
そのアンケート結果の中で、
転職を考えたきっかけで最も回答が多かったのは
不満を我慢することが限界になった
でした。
他にも、
- 会社の将来に不安を感じるエピソードがあった
- 先行きの見通しが悪くなった
などの回答も多かったですが、他の回答を圧倒したのが
「不満を我慢することが限界になって」でした。
転職を考える本当のきっかけは、
小さいことの積み重ねであることが多いです。
転職したい。でもその理由がすぐに答えられない…。
このような人がいるのは、
不満や不安が積み重なった結果、
転職という選択肢を考えているからなんです。
2.小さな不満とは
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65423900/picture_pc_f00a0b05f2e3234022faf8342a77d89a.jpg?width=800)
小さな不満とは何かというと、例えば、
- 相手の言葉使いや余計な一言
- 困ったときの周りのスタッフの反応
など、普段の仕事をしている一場面での対応です。
1つ1つは大したことがないかもしれませんが、
残念だな、何でこんな反応なのかな、
という気持ちが蓄積して溢れた結果、
転職という選択をします。
様々な人と接するのが仕事ですので
相手と価値観が異なるのは当然のことです。
3.転職を選択する前にすべきこと
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65423964/picture_pc_0efb7e34abfe856915bec2e94580d85c.jpg?width=800)
とはいえ、「もうこんな会社は嫌だ」
という気持ちだけで転職活動をしても、
良い結果にはつながりにくいです。
なぜなら、不満や不安という、
自分の感情を安定させるために
自分の希望ややりたいことを押し出すと、
転職先の会社から見たあなたの価値が今一つ見えなくなるからです。
ですので、転職を選ぶ前に、
今の職場でこの2点を考えてみてください。
- 今の課題は何か
- 今の自分には何ができるか
そして、自分ができることは
一通りやってみてください。
転職先の会社から見た時に、
あなたはどのような人だと思ってもらいたいですか。
- 不平不満だけを言って何もやっていない人
- 課題に対して自分なりに提案してきた人
会社では結果や成果が求められます。
その時に、実際に自分が動ける人なのか
そうでない人なのか。
会社に必ず見られます。
ですから、不満という気持ちを持ったまま
転職活動をするのではなく、不満に思ったことを
どのように改善しようとしたのかまで伝えられる
ような、材料として考えてみてください。
そのうえでやりたい仕事を整理してみると、
自分のことを分析しやすくなりますよ。
4.まとめ
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65423998/picture_pc_6d2421e8861593e856a02de6c596a1e9.jpg?width=800)
いかがですか。
今回は転職を考えるきっかけと、
転職する前に考えてほしいことをお伝えしました。
私の会社、なんで〇〇なんだろう…
こう思ってしまうとどんどん悪い部分を探してしまい
少しでも早く転職をしたい、
という気持ちになることがあります。
でも、その焦りは良い判断の邪魔をします。
転職は誰かのせいにするものではなくて、
あなたが今後、活躍をしてその先の選択肢を
より良いものにすることが目的です。
あなたがよりよい生活をするために必要なのは、
転職ですか。
それとも、今の職場環境の改善ですか。
転職したい、という気持ちが出てきた時に、
この記事が何かの参考になれば嬉しいです。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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