「昇格」「昇進」「出世」。
どの言葉も
「自分の会社での地位が上がる」時に使われる言葉です。
ですが、実はそれぞれに違いがあることはご存知でしょうか。
漠然と
- 給料が上がりそう
- 責任が重くなりそう
とイメージはできても、
それぞれの違いが説明できる人は
意外と少ないです。
今回はこの3つの言葉の違いを
簡単にご紹介します。
将来キャリアアップしたい
という人は、この違いを知っておくと
言葉を使い分けられるので
上司から一目置かれる…かもしれません。
昇格・昇進・出世 それぞれの言葉の意味
![](https://lapislazuli-blue.com/wp-content/uploads/2022/09/82-1024x614.png)
最初に一言でお伝えすると、
昇格|等級が上がること
昇進|職位が上がること
出世|社会的に高い地位につくこと
それぞれこのような意味があります。
もう少し付け加えるとしたら、
昇格は、
会社で規定している「職能資格制度」において「等級」が上がること。
規定上の条件を満たすと社内で等級があがり、
業務上の権限や責任が大きくなるので、
多くの場合は昇給を伴いますが、
あくまで社内の等級なので
職位が変わらない場合があります。
昇進は、
対外的に「職位」が上がること。
職位があがるということは、
ほぼ確実に役職が上がることになるので
役職が1つ上がると言ってもいいでしょう。
出世は、
地位が上がると共に、業界や世間に名前が知られる様な存在になること。
昇進の様に順番に役職が上がることだけではなく、
「高い地位」に付くことで業界で有名になったり
高い評価を受ける様になることを言います。
1つの会社にこだわらず、
転職を繰り返して役員や社長に上りつめること
も含まれますのでより広い意味で
キャリアアップを目指すイメージです。
共通点もあれば良し悪しもある
![](https://lapislazuli-blue.com/wp-content/uploads/2022/09/95-1-1024x614.png)
いかがですか。
それぞれ少しずつ意味合いが違うのが
おわかりいただけたと思います。
あなたの会社では
どのような人事制度が運用されているか。
そして、
昇格/昇進/出世 するためには
どのようなキャリアをつめばいいのか。
あなたなりに道を描いてみると
いいかもしれませんね。
もし
「もっと給料がほしい」
というのであれば、何も
キャリアアップにこだわる必要はありません。
例えば、「昇給」は文字の通り
給料が上がるという意味ですが、
給料が上がる背景は様々あります。
- 勤務年数によるもの
- 勤務期間によるもの
- 昇格または昇進によるもの
- 業務範囲の拡充・変更によるもの
このように昇格などを目指さなくても
少しずつ給料は上がるかもしれませんし、
兼業や副業を考えるのもアリでしょう。
これを機会に、
- 何で出世したいのか
- 出世したら何をしたいのか
を考えてみるといいかもしれません。
あなたが本当にやりたいことが
見えてくるかもしれません。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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