- 疲れやすい
- 目がかすむ
- 頭痛がする
- 動悸がする
職場で仕事をしている最中に
このような症状が出てきたら。
そして、その瞬間
あなたがマスクをつけていたら。
その症状は
体の「酸素不足」が原因かもしれません。
長時間のマスク着用によって、
気づかないうちに
「隠れ酸欠」
になっている人が増えています。
今回は、この
「隠れ酸欠」についてお伝えします。
ストレスと酸欠の関係
仕事をする上で、
私たちは少なからずストレスを感じます。
このストレスから身を守ろうと
無意識に背中を丸めることが多くなり、
自律神経のうちの「交感神経」が優位に働きます。
交感神経が優位になると呼吸が浅くなるので、
酸素を十分にとりこめなくなり、
全身が軽い酸素不足におちいることがあります。
また、私たちはコロナ禍で、
長期間にわたって強いストレスに
さらされつづけています。
ですので、普段よりも少し
酸欠になりやすい状態が続いているということになります。
長時間のマスク着用がダメ出しに
この状態で、さらにダメ出しをする存在。
それが「マスク」です。
マスクで鼻と口をおおっていると
酸素の摂取量が減ってしまいます。
コロナ禍での不安というストレスが体の酸素不足を引きおこし、
マスクの着用が酸素不足をいっそう悪化させてしまうんです。
このようにいくつもの要因が重なって
隠れ酸欠状態となりやすくなり、
免疫力が低下する事態となる恐れがあります。
「隠れ酸欠」は体の不調だけでなく
免疫力低下も招く恐ろしい症状です。
酸素は生命維持のためのエネルギー源。
エネルギー源である酸素が不足すれば、
内臓をはじめ、あらゆる組織や器官の機能が低下するので、
当然、さまざまな不調や不具合が現れます。
酸素が不足することで免疫細胞の働きが弱まって、
免疫機能全体が弱体化してしまうんです。
さらに恐いのが、ほとんどの場合、
酸素不足である当人に、その自覚がないこと。
酸素不足の状態にあるにもかかわらず、
それに気づいていない、
「隠れ酸欠」の人は多くいるかもしれません。
特に、ストレスなどによる隠れ酸欠では、
酸素の摂取量の減少は毎日、少しずつ進行します。
そのため、気づくのがとても難しいと言われています。
「隠れ酸欠」の予防法
「隠れ酸欠」を解消するためには、
深く呼吸をすることが大切です。
深く呼吸をするためには、
「横隔膜」をやわらかくほぐすことが重要だと
言われています。
「横隔膜」は呼吸を助ける筋肉。
横隔膜が上下に動くことで肺を動かし、
そのおかげで私たちは呼吸することができます。
しかし、私たちは
日々のストレスによって、この横隔膜を
硬く、動きづらくしてしまっています。
横隔膜がストレスで筋肉を硬くすると、
呼吸が浅くなって動きが悪くなるので、
ほかの筋肉よりストレスの影響を受けやすい。
そう言われる筋肉だからこそ、
やわらかく、よく動くようにほぐしてあげてくださいね。
「横隔膜ほぐし」という、
横隔膜をやわらかくする方法があるので、
こちらもぜひやってみてください。
「横隔膜ほぐし」で酸素の供給量を増大させ、
全身の血液循環を良くすることができますし、
実は、心の安定にも効果的だといわれています。
さらに、腸のあたりをマッサージすることで、
「腸活」にもなり、免疫力も上がりますので
やってみて損はありませんよ。
まとめ
いかがですか。
今回は、隠れ酸欠についてお伝えしてきました。
コロナ禍による精神的ストレスや、
日常でのマスク着用はこれからも続くでしょう。
ですので、「隠れ酸欠」とはもうしばらく
向き合っていく必要がありそうです。
もしも日々の生活の中で
息苦しさを感じたら、
今回の話を思い出していただけると嬉しいです。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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