「辞める後悔」と「辞めない後悔」を比較する

私たちは、無意識のうちに
さまざまな選択をしています。

  • 朝ご飯は何を食べよう
  • どの服を着て会社にいこう
  • どの順番で仕事を進めよう

ただ、こうした選択で
後悔をすることは少ないでしょう。

やっぱり朝ごはんはパンにすればよかった…!

と3日間も落ち込む人はいないですよね。

ですが、
人生の岐路となるような選択は違います。

  • どの学校に行くのか
  • どの会社に就職するのか
  • 転職するのかしないのか

このような大きな選択をする場合は、
迷って当たり前ですよね。

今回は、このような
大きな分岐点となるような時の考え方をご紹介します。

目次

後悔するのか、しないのか

私の会社では、10月頃に自身の今後のキャリアを
上司と面談する機会があります。

だからなのか、毎年9月になると
「転職をするかしないか」について考えるんです。

私が転職について考える時に
最初に自分に問いかけるのは、

「辞めてしまって、本当に後悔はしないか」

です。

検討するときにこれまでの1年を振り返って
「あの時に転職しておけばよかった」と思えば転職しよう。

そうでなければ、これからもこの会社で働こう。

そう決めて、
振り返りの時期を作るようにしています。

幸か不幸か、
瞬発的に辞めたいと思うことはあっても

一年振り返ってみると、
「転職しておけばよかった」と思うことはないので
今もこの会社で働いています。

どちらの後悔の方が小さくて済むのか

「辞める後悔」と「辞めない後悔」を比べてみたとき、
どちらを選んでも後悔しそうだと思う場合もあるでしょう。

きっとその通りです。

どちらを選んでも、いつかどこかで
後悔することはあるでしょう。

だから私は、どちらの方が
後悔が小さくて済むのかを
考えるようにしています。

例えば私の場合だと、
「辞める後悔」はこの4点です。

  • 定期的な収入がなくなる
  • 勤務先での人間関係がなくなる
  • スケールの大きな仕事ができなくなる
  • やりがいが減る

一方、「辞めない後悔」はこの3点です。

  • やりたくない仕事をもう1年続けなくてはならない
  • 職場での面倒な人間関係を耐えなくてはならない
  • 転職がしづらくなる可能性がある

こうして比較して、
私は「辞めないこと」を選択して
今の会社で働いています。

決断の基準はあなたの尺度であなたが作る

私は新しいことにチャレンジするのが好きですし、
いろんな経験を積みたいと考えています。

ですから、日常生活においてチャレンジするような選択肢を
選ぶことの方が多いです。

ですが、「何かをやめる」ことに関しては
私はやめないことを選択することが多いです。

なぜなら、これまでにやめて
後悔してきたことがいくつもあるからです。

例えば、

  • 中学時代に、学校代表で沖縄に行く機会を見送って後悔した
  • 高校時代に、吹奏楽部をやめて後悔した
  • 大学時代に、行きたい部活を諦めて後悔した

自分一人で始められることであれば
またチャレンジできますが、
その瞬間にしか達成できないものを
諦めて後悔したことがたくさんあります。

だからでしょうか。

組織の一員として大きな目標を達成する、
ということについては
それ以上に大きな目標がなければ
やり続けようと思っています。

これらも一度書き出してみた上で、
点数をつけて比較してみてもいいかもしれませんね。

まとめ

今回は、
「辞める後悔」と「辞めない後悔」を
比較してみました。

大きな選択をするとき、
本当に迷うことが多いですよね。

そして迷いがある選択肢のどれかを
選ぶとしたら、

きっといつかどちらを選んでも後悔する日が
くるでしょう。

ですが、その後悔を少なくするためにも
色んな要素を書き出してみて
最後は自分で決めてあげてくださいね。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

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この記事を書いた人

30代会社員。人事歴10年。自分磨きアドバイザーやってます。
これまでの人事経験をもとに、自分と向き合うことを大切さを発信。
面談・面接実績は3000件以上。
自分磨きや転職に関する記事を週2回更新しています。
Kindle本を出版し4カテゴリで1位を獲得。よければぜひ読んでください。

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