これだけでいいの?誰でもできるメモの取り方

あなたはこれまでに、

「打ち合わせでとったメモを見ても
何を話をしたか思い出せない…」

という経験をしたことはありませんか。

その時は一生懸命メモして話した内容を書いていても、
振り返ると肝心なところが思い出せない…。

そんな経験をしたことがある人は、
メモの取り方をおさらいすると
いいかもしれません。

今回は、メモの取り方について
基本的な内容をお伝えします。

すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、
これを機に、自分のメモの取り方をチェックしてみませんか。

意外と、最近できていなかったな…

なんてことが出てくるかもしれません。

目次

メモを取る目的

何のためにメモをとるのかというと、
主な目的としてはこんなことが挙げられます。

情報の整理

会議での発言や資料の内容をすべてメモに取ることはまず不可能です。
そのため、メモを取る際は自然と情報を要約・整理する必要があります。

結果として「情報をまとめる力」を身につけることができます。

情報の共有・見える化

自分のためだけでなく、メモをとると
相手に自分と同じ情報を共有することができます。

情報を見える化できるので、チームで何かを共有するときにメモは欠かせません。

アイディアの書き留め

良いアイディアは、不意に思いつくもの。
そして、次の瞬間には忘れてしまいそうになるものです。

アイディアを鮮度が良いうちに記録するために
メモはとても役に立ちます。

物事の本質を掴む練習

先ほど、情報の整理という話をしましたが、
相手の話をききながらどれが重要な内容か意識し続けることで、
物事の本質を徐々につかみとりやすくなります。

本質をつかむ能力というのは、
社会人にとってとても重要視される力です。

メモを取ることを、物事の本質を掴む練習のため
と訓練をされている方もいます。

このように、メモは必ずしも「忘れないため」だけにとるものではなく、
ときには創造的な作業にもなります。

基本的なメモの取り方チェック

基本的なメモの取り方を
振り返ってみましょう。

メモの取り方にもさまざまな方法がありますが、
基本として押さえておきたいポイントだけ簡単にお伝えします。

チェックをしてしっかりとメモがとれているか確認してみてください。

日付・場所・タイトルを書いているか

まずは、そのメモがどんな内容のものかわかるように
この3点を書きましょう。

そんなこと、書か必要あるの?
と思う人がいるかもしれませんが、これは基本情報だと思ってください。

どんな話をいつしたのか

これは振り返る時にとても重要な情報になります。

時系列が分からなければ、その前後の関係性が掴みづらくなりますし、
話の内容が曖昧であれば、本当にその時話したのか曖昧になります。

当たり前の情報ほど正確に書いておきましょう。

要点をまとめられているか

  • 要はどういうことなのか
  • 結局何が決まったのか

ほとんどの人がメモをとっている理由は、
結局その時間に何を話して何が決まったのか、
また誰が何をするのか、などでしょう。

会議での発言や資料の内容を
一言一句漏らさず書き留めることは不可能です。

むしろ書き留めるだけであれば、
今は精度の高いメモアプリがありますので、
それを利用すればいいですよね。

なぜメモをとるかというと、振り返った時に
簡単に要点をつかんで、ポイントを読み解くため
です。

ですので、メモを取る際は重要なポイントやキーワードを
しっかりまとめられているかが大切です。

余白が取れているか

意外と盲点となりやすいのが、
余白を作れているかどうか、です。

上からひたすらメモを書いてしまうと、
メモとして見づらくなりますし、
後で思い浮かんだことや、以前話した内容などを
追記する余裕がなくなってしまいます

余白をとることでメモが見やすくなり、
あとから追記することができるので、
余白をしっかりととりましょう。

以上3点です

たったこれだけ?
と思った方もいるかもしれません。

ですが、本当にこれだけでいいんです。

もちろん他にも「5W1H」を使いましょう、とか
たくさんテクニックはありますが、いい始めると
キリがありませんし、

テクニックは「メモをとる目的」がハッキリしていたら
知らなくても自然と使えるようにな
ります。

ですから、まずはこの3点が
しっかりとできているかを振り返ってみてください。

意外と、何かが抜け落ちているかもしれませんよ。

まとめ

いかがですか。

今回は、メモの取り方について
改めて振り返っていただくための記事を書きました

メモをとるということは、
メモに書いたことを安心して忘れられるということ。

なので、言葉にするときは
振り返った時にどのようなこと考えたのかも
内容と一緒に整理する必要があります。

一字一句違えずにメモをとるのではなく、
話の内容を大きく分けてみる。

そして、

  • どんな話をしていたか
  • どこで話がズレたか

打ち合わせの場面を思い浮かべながら整理できると
メモをとっていたからこそ気づけることが出てきます。

メモはビジネスのあらゆるシーンでとります。

だからこそ、時には基本に立ち返って
自分のメモの取り方を振り返ってみてもいいかもしれません。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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この記事を書いた人

30代会社員。人事歴10年。自分磨きアドバイザーやってます。
これまでの人事経験をもとに、自分と向き合うことを大切さを発信。
面談・面接実績は3000件以上。
自分磨きや転職に関する記事を週2回更新しています。
Kindle本を出版し4カテゴリで1位を獲得。よければぜひ読んでください。

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