・最近身体がだるい
・なかなか眠れない
・ちょっとしたことでイライラする
こんな症状が出たことはありませんか。
毎日忙しくしている私たちにとって、
身体がだるくなったり、睡眠時間がとれなかったりするのは
日常茶飯事かもしれません。
ですが、先ほどの症状に加えて、
・なぜかやる気が起こらない
・集中力がもたなくなった
のような状況が続いている場合、
もしかしたら「バーンアウト症候群」になっているかもしれません。
今回は、私が経験したバーンアウト症候群について紹介します。
バーンアウト症候群とは何か
バーンアウト症候群とは、
それまでひとつの物事に没頭していた人が
心身の極度の疲労により燃え尽きたように意欲を失い、
社会に適応できなくなること。
それまで意欲を持ってひとつのことに没頭していた人が、
あたかも燃え尽きたかのように意欲をなくし、
社会的に適応できなくなってしまう状態のことをいいます。
・やる気が起きない
・朝起きられない
・職場に行きたくない
・人と関わりたくない
などの症状がみられます。
極度の疲労によって
心のエネルギーがなくなってしまうので、
相手に思いやりを持つことが
できなくなってしまいます。
このような状態になると
自分を守るために、
何かあったら他人のせいにしてしまったり、
あるいは他人の悪口が増えるようになります。
結果として、
身体に疲労が溜まるだけでなく
他人とのコミュニケーションもとりづらくなるので
ストレスが溜まり、社会に適応できなくなっていきます。
バーンアウト症候群予備軍?私の体験談
私は、仕事とプライベート、
それなりにバランスをとりながら生活していました。
平日は仕事とSNS運用(3種類)、
土日はそれに加えてブログ記事の作成や家事など
忙しくはありましたがうまくやれていたように思います。
少し前まではブログ運営をお休みして
Kindle出版に力を入れていたのですが、
ややオーバーワーク気味だとは思いながらも
Kindleを出版することができ、多くの方から
嬉しいコメントをいただけました。
ですが、Kindle出版が終わった直後から
頭がボーっとしてしまうことが増え、
疲れはとれないし、なぜな何もやる気が起きない
という状況がしばらく続くことになったんです。
この状況が続くとよくないなと感じたので、
しばらくはより健康的な生活を意識していました。
ありがたいことに、やりたいことはたくさんありましたし、
周りの仲間の頑張りを見ていたら私も頑張ろうと思えたので
1か月程度で乗り越えられたかなと感じましたが、
やらないといけないことが多いのにやる気が出ない
という状態になるのは、大変なことです。
バーンアウト症候群の原因
燃え尽き症候群のきっかけになる要因は
人によって異なります。
ですが、大きく分けるとこの2つにまとめることができます。
- 個人要因
- 環境要因
個人要因は、
個人的なストレスや仕事に対する捉え方・感じ方が
原因になるケースです。
そして環境要因は、
自分が今いる環境の状態、構造上の問題などが
原因になるケースです。
特に社会人になってからだと、
仕事内容や職場の状態、評価システムなど
企業の風土が原因となることが多いですね。
特に下のような特徴のある職場は特に注意が必要です。
- 努力に対する評価に違和感がある
- 公私の境界線がない
もう少し具体的にすると、
「優秀な人ほど負担が大きくなる」
「仕事ができる社員ほど忙しい、業務を丸投げされる」
などでしょうか。
「長時間勤務≒いつも頑張っている」
という考え方が根付いていると
仕事ができる人が、他の人の1.5倍の仕事を勤務時間内に
行っていたとしても「余裕がある」と思われます。
そして仕事が遅い人が、毎日何時間も残業をして
やっと1人分の仕事を終わらせていたら、
「よく頑張っている」と思われる。
このような状態だと、
やる気が削がれますよね。
また、
- いつ何時呼び出しが入るのかわからない
- いつでも対応できるよう仕事のことを考えなければならない
というのは緊張状態を維持していなければならず、
心身に強いストレスがかかります。
バーンアウト症候群を予防する方法
もしも今、あなたがバーンアウト症候群予備軍であれば、
この3点を意識してみてください。
- 適切なストレス管理
- 効果的なタイムマネジメント
- 健康的なライフスタイル
バーンアウト症候群を予防するためには、
ストレスをうまく発散させることを意識しましょう。
忙しいかもしれませんが、
定期的にリラックスする時間を持ってみてください。
時間を作るためには、仕事や勉強を効率的にこなす
必要があるかもしれないので、タイムマネジメントも大事です。
そして、実は個人的に最も大事にしてほしいのが、
「健康的なライフスタイル」です。
- バランスの取れた食事
- 適度な運動
- 十分な睡眠
これが実践できたら、ある程度のストレスは発散できますし、
体調も崩しづらいです。
普段の生活ほど大事なものはありません。
これを機に、ぜひ自分の生活を見直してみてくださいね。
もしも、こうしたことをするだけの元気がなければ、
休息をとることに専念しましょう。
十分に休息がとれたら、
その後少しずつ自分のペースでできることを
増やしていってくださいね。
まとめ
いかがですか。
今回は、バーンアウト症候群について
お伝えしてきました。
色んなことを頑張れる人ほど、
頑張りすぎて時々容量をオーバーしてしまう
ことがあります。
もしも最近、
「なんだかやる気がでないな」
と思うことが増えてきたのであれば、
今回お伝えした予防法を試してみてくださいね。
今回の話が何かのお役に立ちましたら嬉しいです。
ではまた。
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