前回の記事では、
いい加減で仕事ができない人の特徴をご紹介しました。
今回は、仕事ができる「適当な人」
についてご紹介します。
もし前回の記事が気になる方は
こちらからご覧ください。
仕事ができる「適当な人」の特徴
「適当な人」と聞くと
あまりいいイメージを持たれない人も
いるかもしれません。
ですが、本来の意味は
ちょうどいい具合に仕事を進められる人。
本来の意味で「適当な人」は
仕事ができる人であることが多いです。
そんな人はこのような特徴をもっています。
- 取捨選択ができる
- 何でも余裕をもって取り組む
- 自分ができないことは断る
取捨選択ができる
ちょうどいい塩梅で仕事をするために
欠かせないのが「取捨選択」。
何が一番必要かを選びとれると、
余分なこと時間をかける必要がなくなります。
今取り組むべき仕事に集中できるので、
人よりも短時間で仕事ができます。
何でも余裕をもって取り組む
仕事の要領がいい人、
あなたの周りにいませんか。
仕事ができる人は、
勤務時間中、常に張り詰めている
わけではありません。
「どんなときでも全力投球」
ができればいいのでしょうが、
常に全力を出し続けるのは不可能と
いってもいいでしょう。
自動車のハンドルに「遊び」が必要なように、
仕事に取り組むときにも「余裕」が必要です。
仕事ができる人はそれを理解しているので、
何事にも余裕をもって取り組むようにしています。
自分ができないことは断る
意外に思われるかもしれませんが、
仕事ができる人は
何でも仕事をうける訳ではありません。
責任感があるからこそ、無責任に
「できる」とは言わず、できないことは
はっきり断ります。
もしかしたら
「冷たい」とか「やる気がない」と
思われる人もいるかもしれません。
ですが、できないことを無理に引き受けて、
トラブルになった方が大変ですよね。
自分の状態を理解しているからこそ、
時には断れる、というのも大きな特徴です。
このように、仕事ができる人は
全体を見渡しながら、常に余裕を持って、
仕事に取り組んでいます。
その姿が「適当な人」と映ることが
あるかもしれませんが、
仕事全体の流れを理解して
重要なポイントを押さえているから余裕がもてるというもの。
全力を出すポイントを見極められている人は
ちょうどいい加減で仕事ができる人なんです。
適当な人が、仕事を要領よくこなす理由
ここまで読んでくださった方の中には、
「仕事ができるなら、もう少し力を入れたら
もっと成果が出せるんじゃないの」
「手を抜いて仕事をしてるだけじゃないの」
と思われる方もいるかもしれません。
確かに、もう少し目の前の仕事に集中したら
できることも増えるかもしれません。
周りの人の負担も減るかもしれません。
ですがそれでも、適度に余裕をもって
仕事をした方がいい理由があるんです。
それは、
「現状をこなすこと」に精一杯になると
少し先を見据えて仕事をするのが難しくなるから
目の前の仕事だけに集中する日が続くと、
「5年先、10年先を見据えた仕事」
を考える時間がなくなります。
今はVUCAの時代と言われ、
先行きがどうなるか、誰も予想できない社会です。
それにも関わらず、将来のことを考えずに
仕事をするのは、あまりにもリスクが大きい。
そのことを理解しているので、
仕事ができる人は、常に余裕を持つようにしています。
まとめ
いかがですか。
今回は仕事ができる適当な人とはどんな人なのか、
ご紹介しました。
いい加減で仕事ができない人は自分中心の考え方
いい加減で仕事ができる人は職場や仕事全体の流れを捉えた考え方
同じ言葉を使っても、全く別の意味になりますね。
仕事ができる人は、
仕事を上手に分散させます。
周りを見ているからこそ、
相手の仕事の状況なども把握した上で
仕事を依頼することもできます。
その結果、一人で仕事を抱えずに
人と協力して結果を出すことができます。
良い意味で適当に仕事をこなし、
お互いにストレスなく仕事に取り組みましょうね。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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