【見極めが大事です】「適当な人」の意味、ご存知ですか

あなたの職場に、
適当な人、いませんか。

適当な人と聞くと
仕事ができる人なのかな、とか
面白い人なのかな、とか
いい意味での「適当さ」を
イメージされる方もいるかもしれません。

ですが、この「適当さ」を
取り間違えている人が周りにいると
大変なことがあります。

例えば相手の「雑な対応」で
走り回っていたら一日が終わってしまった、
なんてことがあったりします。

実はつい先日、私がこのような体験をしたので、
これは今後の対応策を調べて残しておこうと思って
記事にしました。

今回は、仕事を適当にするのがいいと
勘違いしている人の特徴について
ご紹介します。

目次

「適当な人」には2種類の意味がある

「適当」という言葉は、
目的や要求に沿う様子を意味しています。

程度が「程よい」という感じですね。

ですが、この言葉は
「いい加減」「雑」という意味合いで
使われることもあります。

このように、「適当」には

  • 「いい加減」「雑」
  • 「相応しい」「程度が良い」

という2つの意味があります。

これと同じように、
「適当な人」という言葉も
2パターンの意味で使われます。

  • いい加減で周りに迷惑をかける人
  • 力の加減をちょうどよく合わせられる人

同じ言葉でも、全く異なる意味になるので
適当な人と言ってもどちらのタイプの人なのか
仕事をする前に見極める必要があります。

「適当に仕事をする」を勘違いしている人の見極め方

適当な人は仕事ができる。

ということを聞いたことはありませんか。

実際に、仕事ができる人はちょうどいい塩梅で
仕事を進めることができたり、
その状況に相応しい対応をすることができるので、
適当に対応できる人は仕事ができるという話です。

ですが、先程ご紹介した通り、
中には雑な対応で周りを振り回してしまう人もいます。

ここではこのような人たちの口癖や行動の特徴を、
お伝えしますので、迷惑を掛けられる前に回避しましょう。

その場しのぎの言動をする

いい加減で適当な人は、
問題の本質を見抜くのが苦手です。

本質を解決せず、表面だけを取り繕うので、
問題が発覚した時には手遅れ
だったりします。

また、なんでも安請け合いしてしまい、
後から苦戦して周りに迷惑を掛ける場合もあります。

同じミスを繰り返す

「伝えたことが伝わっていない」
そんなことが何度もあったら要注意です。

仕事がいい加減で周りに迷惑を掛ける人は、
人の話をしっかりと聞いていないことが多いので
伝えたことを忘れて同じ間違いをします。

整理整頓ができない

職場のデスク周りや身だしなみ、
鞄の中などをチェックするのも有効です。

適当な人は仕事だけでなく、
身の回りの整理整頓もきちんとしていないことが多いです。

一つ一つのことをいい加減にしてしまうので、
書類がすぐ取り出せない、デスクの上が汚い、
部屋が散らかっているなどの特徴があります。

時間にルーズ

仕事が良い加減な人の中には、時間にもいい加減で
頻繁に遅刻してくる人もいます。

仕事のスケジューリングがいい加減で時間内に終了
できなかったり、予定外の事態が起こったりして、
結果的に約束の時間を守れません。

適当な人の対応方法

いい加減な人が周りにいると
仕事を進める上で困りますよね。

でも仕事ではそんな人と接する機会も
あるかもしれません。

そんなあなたに向けて、適当な人を
4つのタイプに分けて、対応方法をご紹介します。

極度のマイペースさん

悪気が全くなくマイペースな人、
結構多いんです。

このタイプは、自分がやりやすい方法を選んで
仕事を進めた結果、ボロボロ…ということが
多々あります。

対応方法は、自己判断をさせないこと

仕事を依頼する時は、仕事の進め方まで指示を出し、
自己判断をさせないようにしましょう。

自暴自棄さん

適当な人の中には、元々は真面目に
丁寧な仕事をしていたという人もいます。

過去に真面目に仕事をしていたのに、他人のせいで
自分が損をしたような経験が増え、
「真面目にやっても仕方ない」という考えに
変わった人がこのタイプです。

このタイプには、こちらが丁寧に接して、
本人の努力や結果を認めてあげるのが一番

少しずつですが、真面目にやったら見てくれる、
評価される、と思ってもらえるようになります。

未経験さん

今までの人生で、粘り強く頑張って何かを
やり遂げた経験がない人もいます。

このようなタイプは、
何かに打ち込んだことが無く、
ドライで他人事に考える癖があります。

何に対しても適当な言動になりやすいので、
まずは仕事を「自分のこと」だと思ってもらう必要が
あります。

そして、何らかの仕事を最後までやりきってもらいましょう。

やりきった経験があると、本人の達成感や
自信にもつながります。

甘々さん

自分に甘かったり、
見通しが甘い人はこのタイプです。

自分が辛くなると仕事を途中で投げ出す人や、
見通しがほとんどない中で、
全く根拠のない自信をもっている人もいます。

なぜか「なんとかなる」という気持ちで
仕事をしているので、期限に間に合わず
周りに迷惑を掛けてしまいます。

仕事を頼む時は、先々のリスクを含めて、
細かく説明すること
が必要です。

4タイプの方を紹介しましたが、
実際には複数のタイプが混ざっていたりもします。

まとめ

いかがですか。

今回は「適当な人」の意味を2種類
お伝えしてきました。

適当に仕事をする、という言葉は
2通りの捉え方をすることができます。

この「適当」の意味を取り違えてしまうと
後々自分が走り回らなければならなくなるので
相手がどんなタイプか見極めてから
一緒に仕事をしてみてくださいね。

今回は悪い意味での「適当な人」について
お伝えしてきましたが、

「仕事ができる適当な人」についても
こちらの記事にまとめました。

もし興味があればこちらもお読みくださいね。

ではまた。

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適当な人が「仕事できる人」と言われる理由 前回の記事では、いい加減で仕事ができない人の特徴をご紹介しました。 今回は、仕事ができる「適当な人」についてご紹介します。 もし前回の記事が気になる方はこちら...
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この記事を書いた人

30代会社員。人事歴10年。自分磨きアドバイザーやってます。
これまでの人事経験をもとに、自分と向き合うことを大切さを発信。
面談・面接実績は3000件以上。
自分磨きや転職に関する記事を週2回更新しています。
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