ひとむかし前まで。
企業は副業に慎重でした。
そして、私たちも
副業という選択肢を考えることなく
社会人として働いていました。
ですが時代は変わりました。
労務行政研究所の調査では、
副業を認めている企業は
35.4%
という結果が出ています。
社内では得られない知見や人脈を
副業で取り込めれば
イノベーションが起こる。
そんな経営効果を期待し、
企業は社員を社外に
送り出すようになりました。
また、副業を禁止している企業で働いていても、
副業や兼業に興味を持つ人が急増しました。
ですが、実際に副業をして
上手くいっているといえる人はほんの一握りです。
今回は、副業をしようという人が
うまくいかない理由をご紹介します。
会社の看板の偉大さを知らない
![](https://lapislazuli-blue.com/wp-content/uploads/2022/07/handshake-g1f49ff805_1920-1024x557.jpg)
副業を始めようとするときに
最初にぶつかる壁は、
個人では仕事がとれない、ということです。
- 名の知れた企業に入って営業をする
- 自分一人で仕事をする
この2つの最大の違いは、
会社の看板があるかないか。
個人で仕事をはじめる前に
知っておかなければいけないことは、
「この人は何者なのか。信頼できるのか。
一緒に仕事をする価値があるのか。」
これを相手に見極められ、
信頼してもらえないと
仕事ができない、ということです。
この経験ではじめて、
会社の看板の大きさに
気づく方も多いでしょう。
これが最初にぶつかる、
最大の壁と言っても過言ではありません。
ここで挫折をする人も多いことでしょう。
乗り越えた先に明るい景色があると知らない
![](https://lapislazuli-blue.com/wp-content/uploads/2022/08/43-1024x614.png)
ただ、そこを乗り越えると
本当にたくさんのものが得られます。
例えば、
- 視野が広がる
- 社外の人脈が作れる
- 学ぶ意欲が刺激される
- 自分の能力を試すことができる
このような効果が期待出来ます。
波風立てず、ぬくぬくと…という時代は
そろそろ終わりを迎えるでしょう。
その前に、普段の仕事では経験できないことを
副業を通して経験できるはとても大切です。
自分の学びになり、長期的に見ると
良いことが多そうな副業へのチャレンジ。
最初の壁を乗り越えると、
色んな経験ができることを知っていると
挫折せずに頑張れる人が増えるかもしれません。
選択肢が増えるメリットを知らない
![](https://lapislazuli-blue.com/wp-content/uploads/2022/07/20-1024x614.png)
副業で少しずつ、
自分の力をつけられると
本業でもいいことがたくさんあります。
例えば、
副業で社外に居場所ができたり自信が獲得できると、
本業以外の選択肢が生まれます。
選択肢が生まれると、
- 上長にどう思われるかを気にして発言できない
- 会議で空気を壊さないように振舞う
ということがなくなり、
より主体的・能動的に働けるようになります。
本業で自分の意思を伝えやすくなるので
かえって頼りにされるようになった、
という方もいますからね。
本業と副業を両立することで
時間管理のスキルも身に付きますし、
沢山の学びと経験から
提案できることも増えるかもしれません。
自分の本業と関連性のある仕事であれば
収入だけでなく、能力も向上します。
まとめ
![](https://lapislazuli-blue.com/wp-content/uploads/2022/07/Thank-You-1024x614.png)
いかがですか。
今回は、副業がうまくいかない理由を
3点お伝えしました。
社会人として企業で働いている人が
自分個人の力で仕事をしようとすると、
どうしても時間がかかってしまいます。
しかも、本業の労働時間や労働負担は
変わらない中で副業をすると、
時間がひっ迫されますよね。
やることを単純にプラスして
「働き過ぎ」の状態で副業がうまくいかなければ
挫折したくもなります。
平日は会社、休日は副業で費やせば
家族の時間が十分に確保できないかもしれません。
本格的に副業を始めようとされている方は、
自分で最初にルールを作り、今の生活とのバランスが
とれるようにしておいておくといいかもしれません。
また、副業を始める前に
SNSでの発信を通して、
自分は何者なのかを知ってもらえるように
準備をしておいてもいいかもしれません。
今回の内容がなにかのお役に立てば嬉しいです。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
コメント