年をとるごとに記憶力が落ちる
こんな言葉を聞いたこと、ありませんか。
私自身、年を重ねるごとに
記憶力がなくなったと感じていました。
ですが、
記憶力に年齢は関係ないこと
ご存知ですか。
確かに以前は、
記憶力は若者の方が優れている
と言われていました。
ですが現在では、
成人してからも新生し続ける脳細胞が
あることがわかっています。
つまり、
記憶力に年齢は関係ないということです。
ですが冒頭でお話したように、
記憶力が落ちた
と感じる方はとても多いですよね。
それはなぜなのか。
今回はそんな話をしていきます。
記憶力が落ちるのは能力ではなく、意欲の問題
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現在では、記憶力が落ちたと感じるのは
意欲の問題だと言われています。
学生時代は頻繁にテストがありました。
他にも、
大学受験や就職活動など
嫌でも学び続けなければいけない状態でしたよね。
ですが、
社会人になってからはどうでしょう。
自分から学ぶ機会を作らなければ、
勉強時間は激減します。
特に今は、
何でもスマホやPCが代替してくれます。
スケジュールも仕事の手順も、
私たちの代わりに記憶してくれますから、
記憶力を必要とされる場面も激減しました。
脳細胞も筋肉と同じで、
使わないと弱くなります。
年齢が上がれば上がるほど、
記憶力に差が出るのは、
脳を普段から使っているかどうか
の違いです。
何歳からでも記憶力は鍛えられる
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嬉しいことに、
筋肉と同様に、これからトレーニングをすれば
記憶力は戻ってきます。
具体的に何をすればいいかというと、
覚えたことを、取り出す。
つまり、
インプットしたことをアウトプットする
ことが大切です。
アウトプットと言っても、
難しいことをする必要はありません。
今回は、脳を鍛えるために
今すぐできるトレーニングを3つ、お伝えします。
学んだことを人に話す
インプットした記憶はできる限り早く、
アウトプットしましょう。
例えば、英単語を覚えるなら
「見る」「書く」「聞く」「話す」
のように、五感を使えば使うほど
記憶は定着します。
中でも一番いいのは人に教えること。
今どんなことを勉強しているのか、
積極的に人に話してみてください。
私自身、今は英語を殆ど使わないので
英単語なんてほとんど覚えていません。
ですが、そんな私が今でも覚えている
単語は、友人と電車の中でクイズを出して
覚えた英単語だったりします。
一番頭に残りやすいので、試してみてくださいね。
ボーっとする時間を作る
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私たちの脳は、
リラックスした状態の時に
記憶の整理、保存をしています。
日常生活で数分時間があいたら、
意識的に何も考えない時間をとってみてください。
私たち現代人は、時間が少しでもあれば
すぐ何かをしようとする習慣があります。
ですか、敢えてボーっとすることも
脳にとっては大事なことです。
以前、こんな記事も書いたので
よければご覧ください。
自分の頭の中を検索する
思い出せないことがある時。
すぐにネットで検索していませんか。
こんなことがあったら、
ネットで検索したい気持ちをこらえて、
頭の中を検索してみてください。
自分の頭の中だけで思い出せないか、
試してみてほしいんです。
うまく思い出せたら、
「思い出す回路」が強化されて、
思い出す力を強めることができます。
まとめ
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いかがですか。
今回は記憶力について、
お伝えしてきました。
私たちは、日々忙しくしています。
やりたいことを全てやろうと思っても
時間は足りませんから、無理もありません。
だからこそ、
より効率よく生活をしています。
そんな生活に欠かせないのがスマホです。
朝起きてから夜寝るまで、
片時も離さずにいる人も少なくないでしょう。
便利で快適な生活必需品ですが、
一方で、私たちから「空白の時間」が
奪われています。
そしてその時間がなくなることは、
私たちの記憶力が衰えていることと
何か関係しているかもしれません。
ですから、
時にはデジタルデトックスをして、
ボーっとする時間をふやしてもいいかもしれません。
時にはすぐに検索せずに、
思い出そうとする時間にあててみてもいいかもしれません。
そして、時には、
誰かと会って、今やっていることなどを教える時間を
とってもいいかもしれません。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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