【意外!】午後の睡魔の「正体」とは

ランチの後の眠気。

  • 会議中にウトウト…
  • セミナーや講義中にウトウト…

あらぬときにやってくる
「睡魔」は困った存在です。

  • どうして眠気はやってくるのか
  • どうすれば睡魔に打ち勝つことができるのか

自分なりに眠気対策をしているけれど、
いまいちうまくいかない…。

そんな人にはぜひ、
今回の記事を読んでいただきたいんです。

もしかしたら、
これから睡魔に悩まさせれる機会が
減るかもしれません。

目次

「ランチを食べたから眠くなる」は誤解

「日中眠くなる」

という悩みを抱える人はたくさんいます。

私もその1人です。

私はもともと睡眠時間が
足りませんでしたので、

  • 6時間は睡眠を確保
  • 食事は量を控えめに、炭水化物も最低限に

という生活としていました。

ですが、いくら睡眠時間をとっても
食事の量を減らしてもやってくる睡魔。

午後の会議でウトウトしてしまっていました。

このように、
「睡眠が足りていても」
「食事に気を配っていても」

眠気がやってくるケースはある。

こんな状態で途方にくれたことがあるのは、
きっと私だけではないはずです。

お昼の眠気は「生理現象」だった

「お昼ご飯を食べると、満腹中枢が刺激されて眠くなる」

という話を聞いたことがある方は
多いかもしれません。

ですが、最近の調査からは

「昼食を食べても食べなくても眠気を感じる人は感じる」

ということも明らかになっています。

現在では、お昼過ぎにやってくる眠気は

「アフタヌーン・ディップ」

と呼ばれるヒト固有の生理機能だと言われています。

アフタヌーン・ディップとは、
昼食後の時間帯(午後2~4時)に眠気を感じる生理現象のこと。

米国立睡眠財団(NSF)によると、人間の体温は午後2~4時にかけて自然に低下し、
自然な眠りを誘発するホルモンの放出をしているそうです。

この原因として

  • 炭水化物の多い昼食
  • 何時間も同じ姿勢でデスクに向かっている
  • 水分不足

などがあげられているので、

食事に気を配ることは大切だ
ということも分かりますが、
それだけで眠気を撃退するのは、
少し難しいようです。

昼食後の眠気を撃退させるには

ではどうすれば
眠気を撃退できるかというと、

  • ものを「嚙む」
  • カフェインを摂取する
  • 20分の昼寝

が効果的だと言われています。

スポーツ選手がガムを噛む理由

ものを「嚙む」ことは、
脳を活性化させる働きがあります。

ランチも、

量をたくさん食べるのではなく、
よく嚙んで食べることを意識すると、
脳にも、消化にもいい

と言われているのはこの理由からです。

ガムを嚙むというのも
眠気覚ましに効果があります。

メジャーリーグの試合を観ていると、
選手たちはプレイ中によくガムを嚙んでいます。

あれには、意識の覚醒度を高めるのと、
よけいな緊張による力みをとる、
ダブルの効果があるといわれています。

力んでしまうと肩や腕にへんな力が入りますが、
ガムを嚙んで顎を動かしていると、その力みが抜けます。

ですから、アメリカのスポーツ選手は、
ガムを嚙んでいることが多いのです。

眠気撃退のコーヒーは“ホット”で

「眠くなったらコーヒー」は定番の眠気対策です。

実際にカフェインをとると、

  • 基礎代謝が上がり
  • 覚醒モードに体が切り替わる

という働きがあります。

冷たい飲み物のほうが目が覚める
気がするかもしれませんが、

身体の深部体温を高めるほうが
活動量を上げられるので、
温かいものを飲んだほうが効果が期待できます。

カフェイン入りの飲み物の代表格として
コーヒーが愛飲されていますが、
他にもカフェインを含んでいるものはあります。

カカオ豆からつくられる、
チョコレートやココアはもちろんのこと、

  • 緑茶
  • 紅茶
  • 抹茶

にも含まれていて、
特に抹茶の含有量は高いことが確認されています。

どれでも構いませんので、
眠気対策のためにカフェインをとってみてください。

能率アップのためには20分の昼寝

強烈な眠気があり、能率が落ちてしまうなら、
やはり仮眠をとるのが正解です。

オフィスに仮眠コーナーが設けられている会社もあるほど、
昼寝は効果があると言われています。

個室が必要なわけではなく、
その一角だけ明かりを落とし、リクライニングできるチェアを用意しておいて、
アイマスクをかけて寝るくらいの感じで十分です。

眠気も疲れも吹き飛ばし、
リフレッシュして能率アップを図るために、
積極的にと20分ほどの仮眠をとる。

睡眠負債を抱えがちな
ビジネスパーソンの体調管理の一環として、
もっと広まってほしい習慣です。

ただし仮眠をとる時間には注意が必要です。

1時間までの昼寝、は効果的だといわれていますが、
1時間以上昼寝をする人は、「昼寝の習慣がない」人に比べて
認知症の発症率が2倍も高いことがわかっています。

この結果から、
昼寝をしすぎるとかえって脳にダメージを与える可能性があると
言われているので、仮眠の時間は意識してみてくださいね。

まとめ

いかがですか。

今回は、午後の睡魔の招待について
お伝えしてきました。

アフタヌーン・ディップの
撃退方法もお伝えしましたので
できそうなものからぜひお試しください。

実は、ほかの研究でも
「20分程度の仮眠」は確かに脳のパフォーマンスを上げる
という報告が多いので仮眠は特におすすめができます。

ですが、いくら仮眠が良いといっても
「仮眠できる環境にない」人は多いのではないかとも感じます。

ですので、もし日頃の睡眠時間・環境に課題がある方であれば、

「睡眠時間を6時間確保する」
「眠りの質を上げる」

ことに取り組まれるといいかもしれません。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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この記事を書いた人

30代会社員。人事歴10年。自分磨きアドバイザーやってます。
これまでの人事経験をもとに、自分と向き合うことを大切さを発信。
面談・面接実績は3000件以上。
自分磨きや転職に関する記事を週2回更新しています。
Kindle本を出版し4カテゴリで1位を獲得。よければぜひ読んでください。

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