働き方が多様化する現代で、
転職や副業・兼業について焦点が当たることが
増えてきました。
ですが、そんな中でも一定割合の人は
今いる会社で出世したい
と思い、仕事にまい進しています。
その出生の第一歩と言われているのか
課長への昇進
です。
今回は、課長に昇進したい人に
意識してもらいたいポイントについて
お伝えします。
出世したい人はもちろん、
自分の上司がどのような役割を担っているのか
興味のある方にとってもお役に立てる内容です。
役割の違いを簡単に知っておこう
今回は、役職を大きく次の4つに分けて
役割の違いを簡単にお伝えします。
会社によって、他にも役職はありますし、役割が
少し違う場合もありますが、ザックリと理解いただくために
この4つに分けます。
今回はこの中でも、
社員から課長になるために
知っておくべきことについてお伝えします。
社員と課長の違い
社員と課長の違いを簡単にお伝えすると、
こんな感じです。
社員|上司から指示された作業をする人
課長|任された業務で自ら試行錯誤して付加価値を生みだす人
社員を巻き込んで業務をよりよく進めるリーダー
社員の役割
社員の仕事は、語弊を恐れず言うと
「事業や会社運営のための作業」が多いです。
スキルや経験を磨くことで時間給が上がり、
時間当たりの生産性を上げることで、昇給できます。
特徴は、会社にいなくてはならない大切な存在ですが、
経験を積めば誰でもできる仕事を任されることが多いこと。
会社はできるだけ利益を出したいので、
基本的には「効率よく」業務をしてほしい気持ちがあります。
ですので、生産性が同じなら
- 若くて、時給単価が安い人
- 外注
をして仕事を任せられる仕事なら
代替される可能性があります。
今増えてきているのは、
これまで人力で行っていた作業の機械化、自動化。
作業をこなすという役割上、
「安いほうがよい」という企業の理論から
抜け出すことができませんし、
自分で決裁権をもてる領域も非常に狭いので、
もっと自分でできることを増やしたいという人は
「課長」に昇格する必要があります。
課長の役割
社員と課長の違いは、たくさんあります。
ですが敢えて一言でお伝えすると、
言われたことをこなす人ではなく、
自らが率先して学び、周りを巻き込める人
です。
これは課長となるための
必須条件であることが多いです。
- リーダーシップの本
- マネジメントの本
などを読んで学ぶことも大切ですが、
本だけは学べないことがたくさんあります。
ですので、
実際に行動して自分で学んでいくことができる人
でないと会社もこの役割を任せることができません。
課全体のマネジメントをしながら、
将来の部長や役員といったポジションのために
実績を作る期間でもあるので、
課長は会社を支える重要な役職として
みなされることが多い役職です。
課長に昇進するためのポイント
課長に昇格するためには、
言われたことをこなす人ではなく、
自らが率先して学び、周りを巻き込める人
である必要があるとお伝えしました。
では具体的にはどのような役割を
担っているかというと、
- 部下のマネジメントと管理
- 部下への教育や指導
- 部下の評価
- 部下の信頼関係構築
- 課全体の仕事管理
- 課の代表としての対外的な仕事
- 新しい仕事を創り出す
このような役割があります。
中でも、部下のマネジメントに
注力する必要があることが分かります。
課長は課の業務を遂行し目標を達成させることが仕事です。
そのために課長は、課の目標を達成するための方法を
部下とともに考え実行することが求められます。
ですので、社員のうちに
- 主体的に行動して結果を残す
- 社員同士での打ち合わせでリーダーとして活躍する
など、
課長になっても力を発揮してくれる人だな
と周りの人たちに思ってもらえる
行動をしておくことが大切です。
実際に昇進できる人は
- 周りの人から信頼されている
- 決断力・判断力がある
という2つの共通点があります。
この2点を社員のうちから意識をして
行動にうつしてみてくださいね。
まとめ
いかがですか。
課長に昇進したい人に
意識してもらいたいポイントについて
お伝えしました。
課長は
部下のマネジメントをしながらも、
自身の目標に向かっても頑張らなければいけない
そんな大変な役職です。
そのため、昇進するためには
社員の間から課長だったら
どんなことを考える必要があるのか
を考えるトレーニングが必要です。
今回お伝えした7つのポイントが
あなたのお役に立てば嬉しいです。
昇進する前から、
信頼を獲得しておき、
昇進した後も
周りの人と一緒に
チーム全体で目標を達成しましょう。
そのためにも、
信頼力、判断・決断力
を鍛えて、会社を引っ張っていける存在になりましょうね。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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