「本気を出したらすぐ◯◯できる」
あなたはこう思って失敗したこと、
ありませんか。
私は毎年、8月末になると
夏休みの宿題を思い出します。
なぜか、自分が本気を出したら
3日で終わると勘違いして
気づけば8月31日の夜。
毎年のように同じ経験を
繰り返していました。
夏休みの宿題は、余裕を持って
毎日コツコツやることが大切なのであって
ラストす3日でやっつけるなんていう
考え方自体が破綻のもと。
考えれば誰にだって分かることですが
私と同じように8月末に宿題に追われて
いる人はきっと多いはず…です。
そこで今回は、どうして分かってるのに
ギリギリになるまで手につけられないのか
をお話します。
ラクをしたい気持ちが命取りに
![](https://lapislazuli-blue.com/wp-content/uploads/2023/08/22-1024x614.png)
パーキンソンの法則、というのを
ご存知でしょうか。
2つの法則があるのですが、そのうちの1つに
「仕事の量は、完成のために与えられた時間を
すべて満たすまで膨張する」
という法則があります。
ざっくり説明すると、夏休みの宿題のように
「本当は3日で終わる課題も、
長い期間で設定してしまうと
ギリギリまでかかってしまう」
ことを指しています。
人間は締め切りがあることで、
かえって「期限内に終えればいいや」と、
いつまで経ってもやろうとしません。
人は本来、
できるだけ楽をしたい生き物ですからね。
その結果、ギリギリまで手を付けずに
夏休み最終日に泣きながら宿題を
終わらせることになってしまいます。
ダラダラする前に小さな目標をたてるのが吉
![](https://lapislazuli-blue.com/wp-content/uploads/2022/09/83-1024x614.png)
人間にはギリギリまで動き出せない
脳のクセがあります。
そしてこれは、
能力の高低とは関係がありません。
余裕があるとどんな人でも
無意識にダラダラとしてしまいます。
先延ばしをしないためには、
大きな目標ではなく
小さな目標を設定すること。
例えば、夏休みの宿題なら
「宿題を終わらせる」ではなくて、
「○日までにこの部分は終わらせる」と
小さな目標を設定することが大事です。
自己管理は難しいことを知っておこう
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知っていてほしいのは、
「自己管理」は自分が思っている以上に
難しいということ。
体調にしろ、スケジュールにしろ、
自分が想定していた方向とは
違う方向にいくことも多いでしょう。
どれだけ体調管理していても
体調をくずすことはありますし、
スケジュールも自分ではコントロール
できないことが起きます。
(先日の台風などもそうですよね…)
うまくいかないのは、
あなたの意志が弱いわけでも
だらしないわけでもありません。
それを知った上で、早めに、そして
具体的に計画をたててくださいね。
今回は脳のメカニズム、
私たちが何もしなかったらどういう
思考回路になるかを知ってもらうために
記事を書きました。
もしあなたが、いつもギリギリに
ならないと仕事が終わらないな…
と感じたことがあったなら
「小さな目標を具体的に立てる」
を実践してみてくださいね。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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