なぜ夏休みの宿題はすぐに終わらないのか…

「本気を出したらすぐ◯◯できる」

あなたはこう思って失敗したこと、
ありませんか。

私は毎年、8月末になると
夏休みの宿題を思い出します。

なぜか、自分が本気を出したら
3日で終わると勘違いして
気づけば8月31日の夜。

毎年のように同じ経験を
繰り返していました。

夏休みの宿題は、余裕を持って
毎日コツコツやることが大切なのであって
ラストす3日でやっつけるなんていう
考え方自体が破綻のもと。

考えれば誰にだって分かることですが
私と同じように8月末に宿題に追われて
いる人はきっと多いはず…です。

そこで今回は、どうして分かってるのに
ギリギリになるまで手につけられないのか
をお話します。

目次

ラクをしたい気持ちが命取りに

パーキンソンの法則、というのを
ご存知でしょうか。

2つの法則があるのですが、そのうちの1つに

「仕事の量は、完成のために与えられた時間を
 すべて満たすまで膨張する」

という法則があります。

ざっくり説明すると、夏休みの宿題のように

「本当は3日で終わる課題も、
 長い期間で設定してしまうと
 ギリギリまでかかってしまう」

ことを指しています。

人間は締め切りがあることで、
かえって「期限内に終えればいいや」と、
いつまで経ってもやろうとしません。

人は本来、
できるだけ楽をしたい生き物ですからね。

その結果、ギリギリまで手を付けずに
夏休み最終日に泣きながら宿題を
終わらせることになってしまいます。

ダラダラする前に小さな目標をたてるのが吉

人間にはギリギリまで動き出せない
脳のクセがあります。

そしてこれは、
能力の高低とは関係がありません。

余裕があるとどんな人でも
無意識にダラダラとしてしまいます。

先延ばしをしないためには、
大きな目標ではなく
小さな目標を設定すること。

例えば、夏休みの宿題なら
「宿題を終わらせる」ではなくて、
「○日までにこの部分は終わらせる」と
小さな目標を設定することが大事です

自己管理は難しいことを知っておこう

知っていてほしいのは、
「自己管理」は自分が思っている以上に
難しい
ということ。

体調にしろ、スケジュールにしろ、
自分が想定していた方向とは
違う方向にいくことも多いでしょう。

どれだけ体調管理していても
体調をくずすことはありますし、

スケジュールも自分ではコントロール
できないことが起きます。
(先日の台風などもそうですよね…)

うまくいかないのは、
あなたの意志が弱いわけでも
だらしないわけでもありません。

それを知った上で、早めに、そして
具体的に計画をたててくださいね。

今回は脳のメカニズム、
私たちが何もしなかったらどういう
思考回路になるかを知ってもらうために
記事を書きました。

もしあなたが、いつもギリギリに
ならないと仕事が終わらないな…
と感じたことがあったなら

「小さな目標を具体的に立てる」

を実践してみてくださいね。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

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この記事を書いた人

30代会社員。人事歴10年。自分磨きアドバイザーやってます。
これまでの人事経験をもとに、自分と向き合うことを大切さを発信。
面談・面接実績は3000件以上。
自分磨きや転職に関する記事を週2回更新しています。
Kindle本を出版し4カテゴリで1位を獲得。よければぜひ読んでください。

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