変化が激しく先行き不透明の時代。
こんな時代は特に、
私たち一人ひとりの働き方にも
バージョンアップが求められます。
特に今必要とされているのは、
答えのない時代に素早く成果を出す仕事のやり方。
短期間で成果を出す、と考えたときには
自己啓発、という言葉が思い浮かぶ方もいるでしょう。
セミナーに参加したり、
ビジネススクールに通ったりして
過去の事例やケーススタディを学ぶと、
これまで自分が知らなかった方法論に出会えます。
そして、
学ぶことの楽しさを思い出せるかもしれません。
ですが一方で、
学ぶことだけに夢中になると
思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあるんです。
今回は、色んな知識を学んでも
結果が出せない人がいる理由をお伝えします。
過去の事例や知識だけでは戦えない理由
世の中には、多くのビジネス書や
経営の教科書が溢れています。
また、ビジネススクールもあるので
MBAの取得も以前より難しいものでは
なくなりました。
このような場で学べるのは、
- 主に過去の事例をもとにしたケーススタディ
- 経営学者が考案した方法論
これは本当に大切なことで、自分で経験しなくても
ビジネスの基礎を身につけることができ
偉人が培ってきたノウハウや経験を知れます。
ただ残念ながら、
それだけで仕事で結果が出せるほど、
現実は甘いものではありません。
なぜなら、
私たちが相手にするのは生身の人間。
そして、
ビジネス環境は常に変化し続けているからです。
さらに、
競合だって同じことを同じ期間で
身につけられますから、競争は激化する一方ですね。
- 周りは常に変化し続ける
- 自分がレベルアップしても周りもレベルアップする
そんな環境の中で、仕事で結果を出すためには
「もう1つ」何かが必要なんです。
自分だけのフレームワークを持つ
もう1つ、は何かというと。
自分の経験を合わせた、
自分だけのフレームワークを持つことです。
書籍に載っている話は、
いつでもだれでも、無料で知れます。
そのような状況で、
実際に結果を出している人の言葉が
書籍以上に説得力があるのは
自分の経験をもとにして、その時々の
最適なフレームワークを使えるからです。
全て自分の実体験にもとづいた話なので
説得力がありますし、色んなエピソードを
具体的に話せるので、記憶にも残りやすいです。
逆に、スクールに通っても結果を出せない人は、
得られたものを自分で実践しきれておらず、
自分の経験をもとに話ができないことが多いです。
自分だからこそ話せることを作る
これまでは、
- 会社で明確な役割が与えらた
- ゴールが明確だった
ので、決められたルールの中で
成果を最大化するためのマニュアル
に沿って動ける人が評価されました。
ですが、
今は環境や働き方の変化が激しい時代。
会社にしがみつくのではなく、
自分の価値を高めるような人を会社は求めています。
既に自己啓発やビジネススクールなどを活用している人は、
他の人よりも何歩も先を歩いている人です。
だからこそ、学ぶだけでなく、同時に経験も積むことを
忘れないでほしい。
今回はそんな気持ちを記事に込めました。
何かのお役に立てたら嬉しいです
ではまた。
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