【使いすぎに注意】デジタル化の罠に嵌まらない考え方

皆さんの職場はデジタル化、進んでますか。

私の会社は全くといっていい程、進んでいない…
という方も意外と多いのではないでしょうか。

テレワークが導入されたけど課題で山積み、
という企業も多いと聞きます。

今回は、色々な職場の方にヒアリングをした結果、
「デジタル」と「アナログ」を使い分ける必要があるという事
がよく分かりましたので、そんな話をします。

目次

1.デジタルとアナログの特性とは

あなたは、デジタルとアナログ、
それぞれの特徴を説明できますか。

例えば、

  • デジタル:メールや業務管理ソフト、サイボウズ等
  • アナログ:直接訪問、意見交換等で直接会う

こんな説明ができると思います。

では、

何のためにデジタル/アナログで対応していますか

と言われたらなんと答えますか。

2.デジタル対応は「時間創出」のため

デジタル対応をする理由は、「時間創出」のためです。

例えば、

  • 今まで5時間掛かっていた仕事を3時間に短縮出来る。
  • 今まで訪問しなければ為らなかった用件をメールで済ませる。

このように今の仕事を効率化することができます

3.アナログ対応は「成果創出」のため

アナログ対応をする理由は、「成果創出」のためです。

アナログは手間暇がかかり、非効率です。

そのため敬遠されやすいですが、
実際に成果をあげるのはアナログ対応部分です

というのも、私の会社は、対面でお客様対応をすることを、
お客様から必要とされています。

一人ひとりのお客様が安心してサービスを利用できる様に、
丁寧に説明する事がお客様から求められているのです。

Zoomで説明会などを実施することもありますが、
お客様からは個別に話を聞きたい、直接話を聞きたい、
という声が非常に多い
んです。

こんなご時世なのに、です。

成果を出すには、非効率と思われることでも
アナログ対応が必要だったりします。

4.デジタル化の罠

デジタル化をすると時間が創出できます。

素晴らしいことですが、
気をつけないといけないことがあります。

それは、デジタル化に囚われて、
創出できた時間を、さらにデジタルで埋め尽くすこと。

デジタルで埋め尽くされると、効率は良くなりますが
そこから何かを生み出せなくなってしまいます

上記でお伝えしたとおり、
デジタル化は時間創出のために行っています。

顧客管理や会議、報告書、経費精算などは
徹底的にデジタル化して効率化を進める必要はありますが、
成果を出すためにはアナログの対応が大切です

私の会社はアナログには非常に強く、デジタルに弱いので、
もっとデジタル化を進めたいですが、
デジタル化した方がよい領域と、アナログのままがよい領域があります。

5.まとめ

いかがですか。

仕事でデジタルとアナログをうまく使い分けるなら、
顧客接点はアナログ、それ以外はデジタル化をオススメします。

成果の源泉は顧客です。

顧客に近いところはアナログのままの方が
結果として成果を出しやすいです。

デジタルツールはとても便利ですが、使い方を間違えると、
効率化だけが進み、成果が出なくなる事があります。

時にはチームメンバーと話をしながら、
あなたならではの仕事をする機会を増やしていただければ嬉しいです。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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この記事を書いた人

30代会社員。人事歴10年。自分磨きアドバイザーやってます。
これまでの人事経験をもとに、自分と向き合うことを大切さを発信。
面談・面接実績は3000件以上。
自分磨きや転職に関する記事を週2回更新しています。
Kindle本を出版し4カテゴリで1位を獲得。よければぜひ読んでください。

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