突然ですが、
あなたはどんな人と一緒に働いていますか。
どんな人も1人で働くことはできません。
たとえ個人事業主であっても、
最初から最後まで自分1人で働いている人というのは
ごくわずか。
ほどんどの人は関係者と一緒に事業を運営しています。
だからこそ、時々振り返ってほしいのが
「チームメンバーとうまくコミュニケーションがとれているか」
です。
そしてその時に、同時に思い起こして欲しいことがあります。
それは、
「コミュニケーションがとれている≠仲がいい」
ということです。
今回は、「なれ合い」と「助け合い」の違いについて
お伝えします。
「なれ合い」と「助け合い」の違い
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仲がいいことは素晴らしいことです。
ですが、
仲がいい≒仕事ができるという訳ではありません。
「仲の良さには、種類や質がある」
ように感じます。
私が思う「なれ合い」と「助け合い」の違いは、
なれ合い:仲がよいことを理由に見てみぬフリをしたり誤魔化したりする付き合い方
助け合い:お互いを高め合う間柄
私はそんな風に理解しています。
「やさしい会社」が「いい会社」とは限らない
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例えば、誰かが寝坊して遅刻してきたとしても、
誰も注意せず「しょうがないよね」と許し合ったり、
売上目標が未達でも「こういう時代だから」と許し合ったりする。
これはもしかすると、
「やさしい会社」「働きやすい会社」
にみえるかもしれませんが、
「いいチームか」という観点で見ると違ってきます。
他の会社ならできて当たり前のことが、
できなくても問題ないという状態でいると
チームとしての力は落ち、それが結果にも反映されます。
これは「なれ合い」の状態ではないかと感じます。
一方で、「助け合い」とはどのような状態かというと
同じように誰かが遅刻をしてきたときの対応は
おそらくこう変わるでしょう。
まず周囲の席の人が「なぜ遅刻をしたのか」聞き、
もしそれが「好きな動画を明け方まで見ていた」
というような個人的な理由であれば、改めてもらうよう
その人に「お願い」や「協力」を求めます。
もしそれが「業務過多やメンタルの不調」などのような、
誰かの助けがないと改善できない理由の遅刻であれば、
すぐ上司や人事と連携して、その人の職場環境の改善に取り組みます。
一人きりにせずに皆で考えたり、
マニュアルを作成したりしてサポートしていきます。
もしかしたら、時に厳しく感じられることもあるかもしれません。
ですが、こちらのチームの方が
個人もチームも力を発揮することができるし、
結果を残すこともできるでしょう。
あなたはどちらの会社で働きたいですか。
まとめ
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いかがですか。
今回は、
「なれ合い」と「助け合い」の違いについて
お伝えしてきました。
あなたの職場は助け合える職場ですか。
それとも、なれ合いが強い職場ですか。
仕事では、どこかでメリハリをつける必要があると私は思います。
だからこそ、「なれ合い」で終わらせている職場があるとしたら
もったいないなと感じます。
きっともっと、
そのチームで結果を出すことができるからです。
もしあなたの職場が「なれ合い」が多い職場だとしたら。
それはチームの力がまだまだ伸ばせるチャンスが
眠っている職場かもしれません。
時にはメリハリをつけて頑張れる方が、
長期的にみれば楽しく働ける。
そう思えた方は、今日から少し
メリハリをつけてみてくださいね。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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