あなたはこれまでに、
「期待に応えなければ」と思って
頑張りすぎてしまったことはありますか。
何かを任されると嬉しく思う反面、
「相手が求める以上の成果を上げて応えなければ!」と
必要以上に頑張ってしまうことがあります。
その結果、頑張りすぎて疲れ果ててしまう人、
傷ついてしまう人がいます。
今回は、傷つきやすい人が陥りがちな
「期待に応えなければ」という呪縛から
解放される方法についてお伝えします。
傷つきやすい人は、頑張りすぎる人
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傷つきやすい人を
あえてひとことで言うのであれば、
まじめ過ぎる人たち、でしょうか。
何かを任されると
「相手が求める以上の成果を上げて応えなければ!」
と、頑張り過ぎるほど頑張ります。
頑張るのはいい事かもしれませんが、その過程で
・あらゆることを自分の責任だと感じたり
・自分への評価が厳しかったり
・些細な事でも重く受け止めたり
……こういうことが続くと、
頑張り過ぎて疲れ果て、倒れてしまいます。
それもそのはず。
頑張りすぎる人が、期待に応える、というのは
単に目標を達成することではありません。
例えば10点満点中6点以上であればクリアなのに、
10点をとらなければ期待に応えられない!
と考えてしまいます。
なぜなら、
相手からの態度や評価が気になって仕方がないからです。
自分が安心するために、
相手に確実に喜んでもらえるような結果を出さなければ、
ととんでもなく高いハードルを自分で設定してしまいます。
相手が本当に喜んで、褒めてくれなければ、
ホッとすることができないのです。
そして、とんでもないハードルを立てるので目標を達成できないことが多く、
「私は力のない人間だ」と自信をなくし、自分で自分を傷つけてしまいます。
私の経験談:超解釈をしていた頃の話
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私はどちらかというと
「期待に応えなければ」と思うタイプです。
今はだいぶ落ち着きましたが、
以前は「超解釈」をしてよく落ち込んでいました。
例えば上司から
「来週までに資料を提出してください」と言われた場合。
期限は「来週まで」と言われているのに、
今日中にできなければ「自分は仕事が遅いな」
と働きながら落ち込んでいました。
資料の精度に関しても同じで、
上司の要望の範囲内でまとめれば良いのに
できる限り完璧な書類に仕上げなければ、
と完成度の高いものを作ろうとしていました。
上司から「期待してるよ」なんて言われてしまうともうダメで、
・他に何かやれることがあるんじゃないか
・まだ足りないんじゃないか
と理想ばかり高く掲げてしまっていました。
周りにこういう人がいたら、冷静に止めることができますが
自分のことになると、このように冷静になれなくなる。
これが、このようなタイプの怖いところです。
他人の期待に応える以上に大切なこと
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過剰なほどに期待に応えようとする呪縛を解くためには、
自分を客観的に見て、必要なことを冷静に見極めること
これが欠かせません。
相手の期待、という
自分でも測りきれないものを基準にするのではなく、
「最低限、何をどこまでやらなければいけないか」を見極めることが大切です。
例えば、売上100万円という目標があるなら、
最初から200万円を目指す必要はありません。
最初は100万円でいいし、もし余裕が持てたら
110万円や120万円を目指せばいいんです。
想像の中の期待に応えようとして高い目標を設定する。
ストイックに頑張りたい、という人もいるかもしれませんが、
自分に厳しくしすぎていないかを振り返ってみてもいいかもしれません。
私自身、こうしたことを何度も意識して仕事をすることで、
少しずつ「期待に応えなければ」の呪縛から逃れられるようになりました。
まとめ
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いかがですか。
今回は、
「期待に応えねばならない」という呪縛から解放される方法
についてお伝えしてきました。
頑張りすぎる人は、向上心の高い人です。
ただ、
自分ではなく相手の気持ちばかり意識してしまっているので
どこまでも高みを目指そうとしてしまうだけ。
自分の状況を客観的に捉えて、
今できることをしっかりやることからはじめてみてくださいね。
そして、決して一人で抱え込まないようにしてください。
時には仲間に助けてもらいながら、
前に進んでいきましょう。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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