【おすすめも紹介】大人の学びが大事と言われる理由

年齢に関係なく学び続けることが大切だと言われています。

しかし、頭で分かってはいても、
実際に学び続けている人は多くないのではないでしょうか。

今回は、改めて「なぜ学びは大事なのか」お伝えします。

目次

1.学ぶことは何故大切か

学ぶことが大切な理由は、
「知識が世界を広げてくれるから」です

学ぶということは、

「知識や技能などの力を身につけて、
身につけた新たな力を使って世界を広げること」

忙しい毎日の中で時間を作るために
早起きしたり、就寝前のひとときを学ぶ時間にしている方は、
知識を身につけ、活用することで世界が広がることを知っています。

今ある知識は、活用して色んなことに対応できる力に
変えることができます。

近年は前例のない出来事、
自然災害をはじめとして、私たちの力では
どうすることもできない出来事が立て続けに起きています。

このような中で日常生活を送りながら、
自分はどう乗り越えていくべきか、考えなくてはいけません。

そんな時に役立つのが「知識」です。

正しく物事を知っていれば、惑わされる心配なく、
自分自身で考えることができます。

どんな知識がどんな場面に生きるのかは分かりません。

だからこそ、学び続けることは大切です。

2.あなたは今、勉強してますか?

あなたは 社会人になってから勉強や読書をしていますか。

試験もないのに自主的に勉強をするというのは、
なかなか難しいことかもしれません。

しかし、勉強をしないのは非常にもったいないことです。

なぜなら、多くの社会人は勉強をしていないので、
少し勉強するだけで他の人と差がつくからです。

【アンケート結果】勉強しない大人 は「3人に1人」
転職情報サイト「エン転職」の利用者を対象に行なわれた2019年のアンケート結果によると、
「仕事に関わる知識やスキル」の学習時間について、3割の人が「これまで取り組んだことはない」と回答。

週に7時間(1日1時間)以上勉強している人は、全体のわずか4.9%。

たしかに、社会人は仕事漬けで多忙ですし、
プライベートの時間くらいゆっくりと使いたいですよね。

しかし一方で、2020年11月に株式会社Schooが「コロナ禍での『大人の学び』に関するアンケート」
を実施した結果によると、「若年層ほど『自由時間・学ぶ時間が増えた』」と回答していました。

【アンケート結果】
「コロナ禍になり自由時間が増えた」と回答したのは約60%
「コロナ禍になり学ぶ時間が増えた」と回答したのは約65%で、
「コロナ禍になりオンライン学習の抵抗感が減った」と回答したのは約63%
「コロナ禍になりオンライン学習を利用したいという気持ちが高まった」と回答したのは約60%
若年層にこの傾向が高く、若年層を中心に大人の教育のデジタルシフトが進んでいると推察。

学ぶ必要性を感じている人たちは少しずつ、
ですが確実に増えています。

今勉強を始めることで、この人達に遅れをとらず、
「勉強しない大人」 を追い越すことができます。

3.学ぶことをおすすめする理由

ここまで、学ぶのは大切だという話をしてきましたが、
改めて、学ぶことが必要だと言われている理由を
ビジネスによせて3つご紹介します。

✓ 勉強は可能性を無限に広げるから
✓ 客観的な視点が身につくから
✓ 年収・キャリアに直結するから

(1) 勉強は可能性を無限に広げるから

勉強は、あらゆる可能性を秘めています。

勉強することによって、人類が何千年もかけて積み上げてきた
知恵を借りて、自分だけではたどり着けない研究ができたり、
偉大なことを成し遂げることができます。

自分の経験から得られること、
自分の力だけでできる範囲には限界があります。

しかし勉強することで、これまで生きてきた人が悩んで
出してきた答えを短期間で習得できるので、
自分の可能性を大きく広げることができます。

(2) 客観的な視点が身につくから

勉強すると、客観的な判断力を養うことができます。

通常、人は自分が知っている世界の基準でしか物事を判断できません

ですので、知識や情報が不足すると、
独断や偏見で誤解が生まれやすいです。

もちろん、世界中のすべての物事を知るのは不可能です。

しかし、なるべく情報に触れ、
学び続ける姿勢をもつことはできます。

例えば、

✓ 新聞を2紙読み比べる
✓ 必ず客観的なデータを探して裏をとる

このような地道な努力を積み重ねることで
、客観的な判断力が養えます。

(3) 年収・キャリアに直結するから

勉強量は年収と関係しています。

独立行政法人・情報処理推進機構がIT関連企業を対象に行なった2017年の調査結果によると、
おおむね、年収の高い人ほど勉強時間が長い傾向にあることが分かりました。

特に、年収が1,000万円を超える人の勉強時間の長さは突出しています。

近年は、AIなどの技術革新も目覚ましく、社会の変化が激しくなりました。

近い将来、多くの仕事がAIに代替されるとも言われている中
「AIにできる業務」しかできないと、
これからの時代、苦労することになるでしょう。

だからこそ「あなたにしかできない仕事」
ができるように、今のうちから勉強しておくことをおすすめします。

4.学ぶと活用しやすい3項目

とはいえ、「何を学ぶのいいか分からない」と思われる方もいると思います。

そこで、今回は「学んですぐ活用できるもの」を3つご紹介します。

✓ 仕事に関する知識・スキル
✓ 教養
✓ 知識を活用する力

(1) 仕事に関する知識・スキル

最も活用しやすいのが、今の仕事や今後やりたい仕事に関する知識です。

冒頭で紹介した「エン転職」のアンケートでも、

✓ 「資格取得に必要な専門知識・スキル」の勉強に取り組んだ人が43%
✓ 「職務にひもづく専門知識・スキル」では42%

と、職務に直接関わる勉強をする人が多かったです。

「自分はどんなキャリアを築きたいのか」
「何を目標としているのか」

を明確にしたうえで、必要な知識・スキルを考えてみてください。

(2) 教養

ここで言う「教養」は
「直接的には仕事に役立たない学び」という意味で使っています。

例えば、歴史や文学、芸術などをイメージしてください。

なぜ教養なのかというと、

「教養は社会人として、人としてどう行動すべきかの指針」

となるからです。

例えば、

✓ 歴史からは過去の出来事や偉人の生き様から教え
✓ 文学や哲学からはよりよい人生を送るためのヒント

が得られます。

教養を学ぶことで、ものの見方が豊かになり、
仕事や人生をより充実させられるのです

教養のある人は話していておもしろく知的に見えるため、
仕事相手からも一目置かれることが多いです。

逆に、あまりにものを知らないと、
「教養のない人」「面白みのない人」と思われることとなり、
次の仕事へと繋げづらいこともあるので、教養はあったほうがいいですよ。

教養を学ぶ時のおすすめは、あなたの興味があることを学ぶということ。

例えば、音楽に興味があるなら音楽に関する書籍やWebサイトを調べましょう。

そこから音楽の歴史や、人物の背景など調べてもいいかもしれません。

自分の興味がある分野から調べると、自分も楽しめるので
教養の幅がどんどん広がりますよ。

歴史小説を読んだり、実在した人物の伝記を読むのもいいですね。

自分なりに楽しめる手段で教養を身につけましょう

(3) 知識を活用する力

抽象的ですが、「知識を活用する力」は社会人として
間違いなく必要とされている力です。

知識は、使いこなしてこそ意味をもちます。

マーケティングの知識があっても
活用できないなら意味がありませんよね。

例えば、

✓ 物事について深く考える習慣をもつこと
✓ 異なる考えの人と話すこと

ができると、ふとした瞬間に立ち止まって考える習慣をもったり、
自分と違う意見を聞くことで建設的な話ができたりします。

このように、
知識を覚えるだけでなく、知識を活用する力も大切です。

5.まとめ

いかがですか。

これからの時代、「勉強する人」と「しない人」の差は
ますます大きくなるでしょう。

いつどんな時に、どんな知識が役に立つかは誰にも分かりません。

一生学び続ける、と考えると
私たちが何を学ぶか決めるポイントは、

自分が心惹かれるか、楽しんで学べるか

なのではないかなと思います。

自分が楽しく学べることから、
一緒に学んでいきましょう。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

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この記事を書いた人

30代会社員。人事歴10年。自分磨きアドバイザーやってます。
これまでの人事経験をもとに、自分と向き合うことを大切さを発信。
面談・面接実績は3000件以上。
自分磨きや転職に関する記事を週2回更新しています。
Kindle本を出版し4カテゴリで1位を獲得。よければぜひ読んでください。

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