判断は「タイミング」が9割
こんな言葉を聞いたことがありますか。
以前、上司から言われたことがある言葉で
仕事をする時に意識をしてきました。
しかし、いつ判断すべきか、
私は未だにその瞬間が分からずにいます。
タイミングを見極めるのがいかに大切なのか、
難しいのかを痛感しています。
今回は、そんな私が
タイミングを見極める重要性をお伝えします。
私が色々な失敗をしてきた中で
気をつけていることや今後気をつけたいことを
ご紹介します。
1.判断は「タイミング」が9割
判断を誤りやすい人の共通点は
「タイミングを誤ること」です。
判断方法でも性格でもありません。
・すぐ判断すべきことを先延ばしにして失敗する
・すぐ判断する必要がないのに早急な判断をして失敗する
ともによく耳にする話です。
大切なのは、
✓ 今、判断をしなければならないこと
✓ すぐ判断をする必要がないこと
を分けることです。
そして、
「いますべきか」「あとでいいのか」
を考える習慣をつけることです。
仕事では私たちが思っている以上に、
「判断しなくていいこと」がたくさんあります。
例えば、
「今年の冬の研修は対面とWebの
どちらで実施しますか」
と聞かれても、すぐ判断する必要はありません。
その時にコロナがどの程度落ち着いているか、
が判断基準になるので、
今判断しても回答が変わる可能性があるからです。
このように
「今判断しても今後の状況で変わりうること」
は必ずしも今判断する必要はありません。
今すべき判断に集中することで、
ひとつひとつの判断が正確になり、
効率よく仕事を進めることができます。
とはいえ、時間を置きすぎると
チャンスを逃すというリスクも生じるので、
判断のタイミングを計ることは難しいですね。
2.判断を鈍らせる理由
判断を鈍らせてしまうのには理由があります。
それは、
優先順位をつけないからです。
会議をうまく進めるためには
✓ 何を伝えないかを決める
✓ やらない事を決める
という話を耳にしますが、
まさにこの通りなんです。
例えば、
会議で10点伝えたい事がある時、
あなたはどうしますか。
私だったら、
この中でも重要度の高い3点のみ伝えます。
大事なことを理解してもらうためには、
ポイントを絞る必要があるからです。
相手の立場で考えると、一度に10点伝えられても
「一体何が大事だった?」となってしまいます。
ポイントを絞るとそれだけ大事なことを
理解してもらいやすいですよ。
人間の脳は、多くの情報を「聞く」ことはできても、
すべてを「理解」することはできませんからね。
3.まとめ
いかがですか。
今回は、判断するタイミングがいかに大事か
お伝えしました。
「優先順位」をつけられないと、判断が鈍ります。
相手に何か伝えたい時は、
「必ず伝えたいのは何なのか」
を決めてから伝えてみてくださいね。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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