突然ですが、あなたは
「上から目線」って気になりますか。
私は少し前まで、「上から目線」の人を見ると
結構気になってしまっていました。
時には横柄な言い方をする人に対して、
「それは失礼な言い方じゃないのか」
なんて思ったこともあります。
でも、とある辛口な方が
「言い方次第でどうとでもなるのに相手を怒らせる発言をする人は、
言語能力が低いと自分で言ってるようなもの。」
という表現をされているのを聞いてから、
あまり気にしなくなりました。
むしろ、
「この人、損してるな」
という気持ちの方が大きくなったんです。
残念ながら、
横柄な態度の人に指摘をしても何も変わりません。
ですので反応する時間がもったいない
と思うようにしています。
「でも、やっぱり礼儀って大切じゃない?」
そう感じられた方も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
正に、その通りです。
私はそういう方の言動を気にしなくなりましたが、
何も思っていないわけではなく、
むしろ反面教師として学ばせてもらっています。
今回は、礼儀の大切さについてお伝えします。
「言い方次第」ということは…
先ほどお話しした、
「言い方次第でどうとでもなる」というのは、
だからこそ、
「言葉には、十分気をつけなさい」ということです。
礼儀知らずと思われることは、
敵を作り、信用を失い、恐ろしく損をします。
「Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」
という本の中で、無礼な態度をとられると
・48パーセントの人が、仕事にかける労力を意図的に減らす。
・47パーセントの人が、仕事にかける時間を意図的に減らす。
・38パーセントの人が、仕事の質を意図的に下げる。
という話があります。
無礼な人は、会社だけでなく、その人がいるコミュニティ、
更には自分のパフォーマンスを低下させてしまうんです。
さらに怖いことに、無礼な態度をとられた人も、
自分の家庭や友人関係に、「無礼」を伝染させてしまうという話まで。
これって本当に怖いと思いませんか。
もちろん、無礼なふるまいをしている人は
わざとやっているわけではありません。
他人を傷つけたいと思っている人なんてほとんどいないのに、
こうして傷つけてしまう場合があるということなんです。
無礼な態度を取る人が1人いるだけで、
その影響は知らない間に、違う部署にも、
上のフロアにも、休憩室にも伝染していく。
知らない間にすべての人の元気や楽しさを奪い、
その分働きづらい会社にしてしまう。
こう考えると、無礼な態度をとる人が
高く評価されるはずがありません。
どう考えても、損するばかりなんです。
実際に、リーダーにふさわしい人だと評価されるのは
礼儀正しい人であることの方が多いですよね。
礼儀正しい人が守っている3つの基本
では、実際に礼儀正しい人がが守っていることはなにかというと、
- 笑顔でいること
- 相手の存在を認め、尊重すること
- 相手の話を聞くこと
この3つです。
基本的なように聞こえるかもしれませんが、
これができていない人は意外と多いんです。
あなたは常にこの3つを意識できていますか。
そして、それは独りよがりなものにはなっていませんか。
時々自分でチェックしてみると、
ハッと気づくことがあるかもしれません。
まとめ
いかがですか。
今回は、上から目線な人を気にするかという話から、
礼儀正しさについてお話をしました。
私は、最初に書いたように
あまり上から目線な人や横柄な人のことを
気にしなくなりました。
ただそれは、
相手に対して何も思わないわけではありません。
純粋に、
「周りにいて欲しくない人」だなと思います。
自分の大事な人の近くには特に、いてほしくありません。
上下関係にこだわり、上から目線で人に接する人。
そんな人は、たとえ悪気がなくても
それ相応の扱いをされてしまうことでしょう。
改めて、私自身も気をつけないといけないなと感じました。
今回の話が何かのお役に立てたら嬉しいです。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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