必見!相手が喜ぶ褒め方と、絶対にしてはいけない褒め方

誰かから褒められるって、
嬉しいですよね。

仕事でも、誰かに褒めてもらえると
モチベーションが上がる方が
多いのではないでしょうか。

ですが、
実際に職場で誰かに褒められている人は…
決して多くないのが実情です。

最後に褒められたのいつだっけ?

そう感じた方もいらっしゃるかもしれません。

だからこそ、
あなたが誰かを褒めたら、
相手はとても喜んでくれるでしょう。

今回は、褒め上手になるための方法をお伝えします。

また一方で、褒め方を間違ってしまうと
相手を不快な気持ちにさせてしまうこともあるので
絶対にやってはいけない褒め方もご紹介しますね。

目次

相手を褒めると自分も嬉しくなる

なぜ誰かを褒めることをすすめるかというと、
誰かを褒めると

相手だけでなく、あなた自身にも
プラスの効果があるから
です。

人の脳はだまされやすいので、
自分が他の誰かに向けて伝えた言葉でも、
自分の脳でもキャッチして届けてくれます。

つまり、
自分もドーパミンが分泌されて、
嬉しい状態になれる
んです。

さらに、
褒めた相手が喜ぶ姿、成長する姿を目にすると、
自分の成果として実感ができます。

すると、
またドーパミンが放出されやすくなり、脳が活性化。

自身の気持ちや行動にも
プラスの変化をもたらしてくれます。

相手を褒めることで、

  • 自分も相手も自信ややる気が出せる
  • 良好な人間関係につながる

いいことばかりなので、
やらない手はありませんよね。

知っ得:効果バツグン!ピグマリオン効果を知っておこう

ピグマリオン効果という言葉、
聞いたことはありますか。

人は期待されることによって成長が高まる

という心理効果です。

「教師が生徒に期待をかけると、生徒の成績が伸びる」

という教育現場での例が代表的ですが、
職場での人間関係にも応用できます。

実は、私の上司はとても褒め上手な人でした。

小さな仕事だったとしても、
必ず褒めてくれ、感謝してくれる人だった
んです。

褒められると分泌されるドーパミンは、
意欲や快楽に関係する神経伝達物質です。

放出されることで気分が高まり幸せな気持ちになりますし、
「褒めてもらえた」という喜びや安らぎが生まれ、
褒めてくれた相手に対する信頼感が自然と高まります

その上司と一緒に働くようになってから、
前向きな気持ちで働けるようになりました。

ちなみに、仕事でも成果を出しやすくなりました。

こうして、実際に私自身が
「行動をポジティブに変化できた」と感じたので
この効果は抜群だと言わざるを得ません。

「褒め上手」な人が意識している3つのポイント

残念ながら、日本には
褒める文化が浸透していません。

「言わなくてもわかるだろう」
「厳しく鍛えることが相手のためになる」

という意識が根強い傾向があります。

そんな中で、
さりげなく相手を褒めることができる人には共通点があります。

褒め上手な人が意識しているポイントをご紹介します。

(1)相手をよく観察する

よく知らない人のことを褒めるのは、
とても難しい、というより不可能に近いです。

ですが、よく知っている人のことを
褒めるのはどうでしょう。

相手のことを知っていれば、
自然と褒めるポイントが出てくる
はずです。

ですので、褒め上手な人は、
日頃から相手の言動をよく見ています。

その中から良いところや
褒めるポイントを探して相手に伝えています。

(2)褒めることを恥ずかしがらない

褒め慣れていないと、人を褒めることが
少し恥ずかしく感じるかもしれません。

ですが、褒めることはいいことです。

少しずつ褒めることに慣れていきましょう

慣れるまでは、周りにいる
褒め上手な人の声のかけ方を聞いて
真似するといいかもしれませんね。

(3)嘘やお世辞は言わない

時々誤解されますが、
褒めることとお世辞を言うことは違います

大げさに伝える必要はないですし、
思ってもいないことを言う必要もありません。

あなたが実際に良いと感じたことを
素直に相手に伝えましょう。

素直な言葉が一番相手に響きます。

上手な褒め方 5つのコツ

そうはいっても、
実際どうやって褒めるのがいいの…
と思った方もいるはずです。

そこで、上手な褒め方もご紹介します。

(1)さらっと褒める

大げさに褒めたり、同じ褒め言葉を連呼したり、
過剰評価して褒めるのは避けましょう。

あいさつのついでに褒め言葉をかける、
くらいのほうが相手の負担になりません。

「おつかれさまです。○○さんの机の上は、
いつも整理が行き届いていますね」

これくらいから始めるといいかもしれません。

(2)具体的に褒める

褒めようとすると抽象的な言葉になりがちですが、
具体的な言葉の方が相手は喜んでくれます。

どんな点がどう良かったのか具体的に伝えられると、
信頼してもらいやすいので、相手の行動をよく見て
言葉にしてみてください。

「共有ファイルの中の情報、最新のものにすぐに更新してくれるから、助かるよ」

(3)間接的に褒める

自分がいない所でだれかに褒められていたと知るのは、
思いのほか嬉しいもの。

ウィンザー効果とというものがあり、
直接言われるよりも、第三者から間接的に言われたほうが
信ぴょう性や信頼性が増すと言われています。

「この前、○○さんがあなたのことを褒めてたよ」

と言われたら、嬉しいですよね。

(4)褒め言葉の「さしすせそ」を使う

会話にさりげなく含めると効果がある、褒め言葉の「さしすせそ」。

これを適度に使うことで、相手との距離が縮まります。

「さ」さすがですね
「し」知りませんでした
「す」すごいですね
「せ」センスがありますね
「そ」そうなんですね

使いすぎには注意しつつ、
自然な会話の中でさり気なく使ってみてください。

(5)メールで伝える

直接伝えるのはまだ少し恥ずかしい、
という方はメールで伝えてもいいかもしれません。

別の用件を伝えるメールの中で、
一言プラスするとさりげなく伝えられて効果もあります。

面と向かっては伝えにくい褒め言葉や感謝の気持ちも、
伝えやすくなるでしょう。

逆効果!絶対にしてはいけない褒め方

相手とより良い関係作りに効果的なはずの褒め言葉ですが、
使い方を間違えると、かえって不信感を与えてしまいます。

ここでお伝えすることは、
絶対にやらないようにしてくださいね。

(1)上から目線で褒める

「褒める」というと
目上の人が目下の人を評価すること
のように感じます。

ですが、仕事では
「感謝」を伝える言葉
と考えるのがちょうどいいです。

「よくできたね。がんばったね」と伝えると上から目線に受け取れますが、
「ありがとう。助かったよ」など感謝を伝える言葉なら、
相手も素直に受け取ることができます。

(2)過剰・大げさに褒める

先程も少し触れましたが、
オーバーな言葉を使ったり、何度も同じ言葉を繰り返して褒めるのは
かえってよくありません。

相手が素直に受け取れず、
警戒してしまうこともあるので避けましょう。

(3)他人と比べて褒める

「あの人はダメだけど、あなたは好成績だった」
など、他人と比較した上での褒め言葉はやめましょう。

本当の意味で褒めていることにはなりません。

相手も素直に喜べません。

比較をするなら、相手の過去と現在を比べて
成長を評価してあげてください。

まとめ

いかがですか。

今回は、褒め上手になる方法をお伝えしました。

褒めることは、相手との関係性だけでなく、
チームや部署全体の人間関係の潤滑油にもなります

そしてそれは、
自分自身のモチベーションを引き上げることにもつながります。

今回紹介したポイントを参考に、
褒める技術を磨いて、
職場でのコミュニケーションに役立てていただけたら嬉しいです。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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この記事を書いた人

30代会社員。人事歴10年。自分磨きアドバイザーやってます。
これまでの人事経験をもとに、自分と向き合うことを大切さを発信。
面談・面接実績は3000件以上。
自分磨きや転職に関する記事を週2回更新しています。
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