何かにつけて
「めんどくさい」
と感じてしまうこと、ありませんか。
一度「めんどくさい」と思ってしまうと、
一気にやる気がなくなってしまいますよね。
「やらなければいけない」
そう分かっていることでも、
頭の中で「めんどうなこと」だと捉えてしまうって
なんだか不思議ですよね。
今回は、私たちが「めんどくさい」と
感じる理由についてお伝えするとともに、
そう思った時の対処法をご紹介します。
「めんどくさい」の正体
実は、「めんどくさい」という感情は、
人間にとって正常なものだと言われています。
人間の脳は酸素が行き渡ることで覚醒し、
さまざまな情報処理を行うことができます。
ですが、覚醒していない状態だと、
注意力が散漫になり情報処理も思うようにできません。
この、覚醒していない状態で何かをやろうとすると、
「めんどくさい」という気持ちになります。
「めんどくさい」という気持ちは、
- まだ動けない
- やりたくない
という、脳からのメッセージです。
「めんどくさい」と感じる場面
では、実際にどのような場面でめんどくさいと感じるかというと、
仕事であれば
「不慣れなこと、不得意なことを求められたとき」
に、めんどくさいと感じることが多いです。
例えば、運動が好きな人に
「ちょっと走ってきて」と言っても
嫌な顔一つせずに走ってくれそうですが、
運動が苦手な人に同じことを言うと、
「苦手だな」「やりたくないな」
という気持ちから、めんどくさいと感じます。
これと同じことが仕事でも起こります。
人は好きなことに対して、めんどくささを感じません。
ですので、同じ仕事であっても
めんどくさいと感じるかどうかは人によります。
仕事で大事なのは、
- 自分の得意なこと
- 不得意なこと
を理解すること。
これができると、
めんどうだと感じる頻度を減らすことができます。
好きなことでも「めんどくさい」と感じる原因
ですが、中には
「好きなことをやっていてもめんどうに感じる」
という方もいらっしゃるかもしれません。
このような場合は、睡眠不足になっていないか
振返ってみてください。
脳の酸素不足の原因と言われる睡眠不足。
寝不足だと脳が覚醒しにくく、
普段より「めんどくさい」と感じやすくなります。
その他にも、
- 疲労や体調不良
- 空腹時
などの状態でも「めんどくさい」と感じやすくなります。
「いつもはめんどくさいと感じないことでも
最近めんどうだと感じる」
そんな時は、疲れがたまっていないか振り返ってみてください。
「めんどくさい」の対処法
では、最後に「めんどくさい」と
感じた時できる対処法の中でも、今すぐできる方法をご紹介します。
(1)やることを明確にする
何をすればいいのか分からない。
こんな状態が
「めんどくさい」という気持ちを強めます。
ですので、やることを明確に、
例えばやる順番を決めてみてください。
本棚の整理であれば、
- 本棚の中身をすべて出す
- 本棚をふく
- よく読み返す本から本棚に戻す
のように手順を決めてしまいましょう。
することを予め決めておくと、
いつもやっていることだと感じるので、
不慣れな状態から脱出できます。
(2)身体を軽く動かす
脳に酸素を十分にいきわたらせるためには、
軽い運動がオススメです。
身体を軽く動かすと
元気になった経験、ありませんか。
ストレッチをするだけでも身体の血流がよくなるので、
脳に酸素がいきわり、やる気がわいてきます。
(3)よく寝る
睡眠不足は記憶や気力への影響がとても大きいです。
めんどくさいと思うことが増えたら、
まずは睡眠時間を確認してみてもいいかもしれません。
そして、それ以上に意識して欲しいことは
睡眠の質です。
睡眠時間も大事ですが、それよりも
熟睡できているかを意識してみてください。
眠りが浅い、よく眠れていないという人は、
生活習慣を見直してみてもいいかもしれません。
(4)心身の調子を整える
心身が疲れると、いつもならめんどくさいと思わないことも
めんどくさいと思うようになります。
自分の心と身体が健康であること。
これは何より大切です。
健康には常に気を配り、無茶な生活をしないように心がけましょう。
まとめ
いかがですか。
今回は、めんどくさいと感じる正体についてお伝えしてきました。
人間は基本的にめんどくさがりです。
めんどくさいと感じることが悪いわけではありません。
ですが、以前の自分と比べて明らかに
めんどくさいと感じることが増えている場合は
疲れがたまっているサインかもしれません。
その時には、自分がどうしてめんどくさいと
感じているのか、振り返ってみてくださいね。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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