しっかり結果を出す人と、
結果が出せずに言い訳する人。
この人たちの違いの1つとして
「言い訳をするかしないか」
ということがあります。
例えば、
「結果は出ませんでしたが、頑張りました」
といって評価して欲しいという人もです。
数字以外の部分で貢献した。
数字だけが全てではない。
確かに数字だけが全てではありませんが、
頑張ったという意欲だけで評価をされるのが
当たり前かというともちろんそうではありません。
そこで今回は、
「数字がすべてではない」
という言葉が意味していることについて改めて考えてみました。
数字はよりよい結果を出すための手段の一つ
そもそもなぜ、仕事上で数値化する必要があると思いますか。
それは、これから先の未来に目を向ける必要があるからです。
数字を見ると、
- 今何が足りていないのか
- どういう課題があるのか
これが目に見えて分かります。
例えば、
テストで60点をとったとしましょう。
100点をとるためにはあと40点足りないことが分かります。
そして、
「次はどうすれば100点が取れるのか」
を具体的に考えることができます。
この、
「じゃあ、次はどうするか」
の部分が大切です。
数値を見て一喜一憂するのではなく、
その結果を見て次はどうするか考える。
そこまで考えて
初めて数字は意味を持ちます。
数字にすることで公平な評価ができる
また、数字で結果を表すことで、
誰もが公表な評価をすることができます。
私たちは組織にいる限り、
上司が評価し、それを部下が受け取ります。
時には、
上司が公平に評価をしてくれているか、
疑問を持つ人もでてくるでしょう。
上司が部下を評価するためには、
「公平性」がとても重要です。
そしてこの公平な評価をしやすくするのが、
「数値化」です。
- 売上はいくらか
- 損失はどこまで抑えられたか
- 期限をどれだけ守れたか
このように数値化できると、誰でも公平な評価ができます。
もちろん、数値化が難しい仕事もありますが、数値化できるものがあれば、数値で表したほうが公平性が増す結果となります。
もし数字がなかったらどうなるか
もし数字がなかったらどうなるかというと、
公平な評価がしづらくなります。
なぜなら、明確な目標や基準がなくなり
曖昧な感覚で評価を下せてしまうからです。
例えば、
- 私はこんなに頑張っているのに
- あの人のほうが能力が低いのに
- 私はできていると思っています
こう言われた時に、明確な基準がなければ
上司は部下に説明することが難しいです。
上司も人間ですので、
「確かに彼/彼女は頑張っていたな」
と思うと頑張ったことで評価をすることにもなりかねません。
これだと公平な評価からは
遠ざかる一方です。
数字が大事な理由
時に、数字は私たちに厳しい現実を
突きつけてくるものに見えるかもしれません。
ですが、数字があることで私たちは
お互いが誤解せずにコミュニケーションをとることができます。
色々なものを数値化するのは
正直めんどくさいですし、
「言葉」で感情を伝えたくなります。
ですが、それ以上に
「空気の読み合い」
「認識違いによる仕事のミス」
が感覚的な話をすればするほど増える危険性があることを知っておく必要があります。
言葉巧みに言い訳をする人は、そこで成長が止まります。
自分の成長のためにも、
会社でよりよい結果を出すためにも
数字を上手に活用する。
こう考えて数値化する癖をつけることを
私は強くおすすめします。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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