忙しい現代人にとって
「睡眠」の悩みは切実です。
特に秋は1年で最も気温や気圧が変動するので、
良質な睡眠をとることが難しい季節。
あなたは、睡眠不足になっていませんか。
今回は睡眠不足の方に向けた記事と
なっております。
もちろん、睡眠不足といっても
人によって原因は様々ありますよね。
今回はその中でも、
- ちゃんと寝たのに寝た気がしない
- 寝る前にスマホを見て夜更かししてしまった
圧倒的に多いであろう
この2つの状態を解決する方法を
ご紹介します。
睡眠しやすい状態、仕事モードを「オフ」にする
実は、睡眠に困っている人のほとんどは
仕事モードを上手に「オフ」できていない
と言われています。
仕事が終わって帰宅した後。
ゲームや読書など
自分の好きなことをする時間は
リラックスしていると思いますよね。
ですが実際には
することが変わっただけで、
身体は緊張状態のまま。
その状態で寝ても
寝付きが悪かったり、
寝た気がしなくなってしまいます。
ならどうすればいいか、というと。
実は、この緊張状態を簡単に
ほぐしてくれることがあります。
それが「入浴」です。
入浴は
- 肌にお湯がふれる
- 浮力作用による脱力
など強制的に
「オフ」状態にしてくれることが
研究で実証されています。
実際に入浴を行うことで
- 睡眠の質が上がった
- 寝つきが早くなった
というの研究報告も多数あります。
人は深部体温がいったん上がって、
それが下がる時に深い睡眠に入ります。
入浴は深い睡眠に入るための
スイッチのようなものだと考えてください。
なお、
シャワーより半身浴、全身浴のほうが
水圧や浮力による作用が大きくなるので、
心身の疲労が回復しやすいことが分かっています。
「お風呂に入る時間がもったいない」
などの理由で、
毎日シャワーで済ませている人も
少なくありません。
ですが「快眠」を手に入れるためにも、
入浴はぜひ毎日の習慣にしてほしいところ。
これまで私が読んだ本や記事でも
必ずといっていいほど入浴を勧めているので、
睡眠不足の方にはぜひやってほしい事です。
私自身、かつては
お風呂につかる時間がもったいないと思い、
毎日シャワーで済ませていました。
ですが、職場の先輩から
「毎日お風呂につかった方が疲れがとれて
ぐっすり眠れるから、お風呂入りな」
との言葉をもらい、実践したところ。
効果抜群でした。
ぐっすり眠れるし、
なんなら体調も崩しづらくなったかもしれません。
ですので、個人的にも入浴はおすすめです。
ただ、注意してほしいこともあります。
それは、
お風呂の温度を上げすぎないことです。
42℃以上は交感神経のスイッチを入れてしまうので、
熱いお風呂やシャワーは目覚める時用にしましょう。
寝る前のスマホから抜け出すポイント
私たちの多くは
寝る前にスマホを見ることが睡眠によくない
ことを知っています。
ですが、私を含めて多くの人が
寝る前までスマホを見ているのではないでしょうか。
それもそのはずで、現代のSNSやゲームは
私たちが1分1秒でも長く画面を見続けてもらうため、
世界的に優秀な人たちが工夫に工夫を重ねて設計しているからです。
さらに最近では、私たち各個人のデータを取り続けて、
興味を惹くような情報を提供し続けてくれますよね。
ですから、正直自分の意志の力で
「脱スマホ」はできないと考えましょう。
ではどうすればいいのかというと。
意志の力でやめられないならば、
仕組みや機能を使うしかありません。
一番簡単なのは「ナイトモード」の活用です。
指定した時間帯に画面が暗くなったりする機能です。
どこまで暗くするかにもよりますが、
これだけでも「今日は寝る時間だな」と
思えるようになるので、効果があります。
もっと強制的にしないとやめられない、という人は
スマホを視界に入らないところで充電しましょう。
多くの人はスマホが視界に入ると
触りたくなってしまうので、
そもそも視界に入れない方法です。
寝る15分前から始めるだけでも、
8割以上の人が「寝る前のスマホ」
をやめることに成功しているそうなので
やってみる価値ありですよ。
私はナイトモードの活用と、
スリープゴッチというアプリを導入したことで
一定の睡眠時間を確保できるようになりました。
まとめ
いかがですか。
今回は、秋の夜長におさえておきたい
いい睡眠をするためのポイントをお伝えしました。
やりたいことがたくさんあると、
最も削られやすい睡眠時間。
ですが、睡眠を削ってしまうと
- 日中の集中力が落ちてしまったり
- 眠気を戦う時間で気力を使ってしまったり
結局、うまく時間が使えなくなることが多いです。
しかも、しっかりと睡眠時間を確保しても
身体の緊張状態が解けていないと
なんだか寝た気がしなくて集中できない。
そんな状況を打破するためにも、
今回ご紹介したことをお試しいただけると嬉しいです。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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