【できる人はやっている】仕事が上達するコツを知ろう

同じ時期に入社し、同じような仕事をしていても、
人によって上達速度は違います。

なぜこの差が生まれると思いますか。

「もともとの能力が違うから」と答えられる方が
おそらく多いのではないかと思います。

でも実は、この差が生まれる理由は
仕事を経験する時の学び方の上手さによって、つまり、
仕事に向き合う態度や姿勢によって生まれると言われています。

仕事の上達が早い人は「能力が高い人」とは限らないのです。

ですので、
「私は不器用だから仕事もなかなか上達しなくて…」という方がいますが、
これは決して不器用だからではありません。

今回は、仕事上達のための近道をお伝えします。

１．仕事の上達が早い人の特徴　３点

これまでの研究によると、仕事の上達が早い人は、

と言われています。

(1) 挑戦心がある

挑戦心とは、難しい課題があっても
逃げずに立ち向かう姿勢のこと。

つまり、
「成長したい」という強い意思や、
「新しいことを経験したい」という気持ち
をもっていることです。

このような人は、今の自分の力で達成するには少し難しい課題を達成することで
自分の能力を伸ばすことができます。

この時に大切なことは、
自分の夢や将来の展望をもっていること。

同じ仕事を任せられても、

とでは、取り組む姿勢が大きく変わります。

例えば、同じ事務仕事でも、

✓ 将来独立するためのノウハウを学ぶ機会と考える人
✓ 単なる作業と捉えて仕事をする人

では、成長速度は全然違います。

仕事の意味を自分なりに見いだせる人は早く上達します。

ですので、仕事ができる人になりたいという人は、
自分が将来をイメージして、今の仕事とうまく結びつけましょう。

(2) 柔軟性がある

ここで言う柔軟性は、環境への適応能力の高さです。

具体的には、

こんなことができる人は柔軟性があります。

「柔能く剛を制す（じゅうよくごうをせいす）」

ということわざをご存知でしょうか。

柔らかくしなやかな人こそが、
剛強な人に勝つことができるという意味で使われます。

色々な人と働く中で、時には理不尽な思いをすることもありますが、
柔軟な、また臨機応変な対応ができる人は仕事の上達が早いです。

(3) 類推できる

過去の体験を新しい仕事に活用できる人は仕事の上達が早いです。

これができる人は、自分が経験していなくても、
似た体験をしたことがある上司や同僚からの話を聞いて、役立てることができます。

仕事の場数を踏むと、それだけ過去の経験や知識を蓄積できますが、
蓄積したものを活用できると仕事の上達が早くなります。

人から聞かなくても、書籍で知識として学ぶ、でもいいんです。

得られたものはいつでも引き出せる様に、
整理しておいてくださいね。

２．仕事の上達に欠かせない職場環境

このように、個人の考え方や仕事への姿勢はもちろん重要ですが、

前向きで活気ある職場

であることもとても重要です。

特にマネージャーの役割は重要ですね。

何故なら、マネージャーの役割は
「チーム全体の能力を上げて高い成果を出すこと」だからです。

例えば、仕事で成果が出ないかったときに、

「今回はうまくいかなかったかもしれないけど、あなたはとても成長しているよ。」

と伝えられる人がいたら、その人にとって励みになり、
次こそは頑張ろうと前向きに仕事に取り組むことができます。

このようなに前向きに仕事に取り組める人が増えると、
自然と活気ある職場になります。

それがマネージャーのように、全体を見渡せている人からの声かけだと
活気のある職場になりやすいんです。

失敗した場合はその理由を考えることも大事ですが、
次に向かうためのエネルギーも必要です。

ですので、メンバーをねぎらい、
互いに助け合える職場にすることはとても重要です。

ぜひ、こんな職場を目指してみてくださいね。

マネージャーでなくてもこのような職場を目指すことができます。

まずは、心から信頼できる先輩や同期を探してみてください。

日頃から自分の目標や夢を語れる相手を見つけて、
お互いに切磋琢磨しながら働けると生き生きと、前向きに働けますよ。

３．まとめ

いかがですか。

人より早く仕事が上達できるようになりたい、という方向けに

の２点をお伝えしました。

魔法のように、一朝一夕で仕事が上達する、
という方法はありません。

まずは自分が仕事とどう向き合うのか、
そして組織の皆が仕事にやりがいを感じられるのはどんな環境なのか。

これを考えながら仕事に取り組むだけでも
他の人よりちょっぴり仕事を早く上達させられますよ。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。