自分の本音に気づく方法

何かを選択しなければいけない時。

他の人から

「あなたはどうしたい?」

と聞かれた時に

  • 私はどうしたいんだろう…
  • 自分の気持ちがわからない…

と悩んでしまうこと、ありませんか。

「自分の中に答えはある」

と言いますが、その答えを見つけられないことだって
ありますよね。

実は、自分の気持ちが分からなくなってしまうのには
ちゃんと理由があります。

今回は、自分の気持ちがわからない原因と
解消法についてお伝えします。

自分の気持ちが分からない状態から卒業したい。

そんな方はぜひご覧ください。

目次

自分の本音がわからない理由

「自分の気持ちがわからない…」
と感じている状態というのは、とてもつらいものです。

どうして自分の気持ちが分からなくなってしまったのか、
理由は様々ありますが、今回はその中でもいくつかの
パターンに分けてご紹介します。

【自分の気持ちがわからない原因】
 ・相手に合わせ過ぎてしまう
 ・重要な判断を他人に任せてきた
 ・自分に自信がない
 ・疲れ過ぎて心が弱っている
 ・忙しくて時間がない

(1)相手に合わせすぎてしまう

ものすごく空気を読むのが上手い人、はこのタイプかもしれません。

相手の気持ちの方を優先させることが多くなると、
次第に自分がどうしたいのかが分からなくなっていきます。

気を遣いすぎて相手の要望ばかり聞いていると、
「自分の気持ちがわからない」という状態になります。

(2)重要な判断を他人に任せていた

  • 高校・大学受験
  • 就職
  • 結婚

人生における重要な決断を、他人に任せていることも
自分の気持ちが分からなくなる原因になります。

子どもの頃は「こうしたい」「あれやってみたい」
という興味や気持ちはあったはずなのに、

両親や友人からのアドバイスに振り回されるようになって、
自分が本当にしたいことや自分の気持ちが分からなくなってしまいます。

(3)自分に自信がない

自分に自信がないと、自分の思いがあっても
自分の選択に自信が持てなくなってしまいます。

  • 本当にこれでいいのか
  • こっちで合ってるのか

迷ってしまい、誰かにアドバイスを求めたり、
何度も選択を変えたりしているうちに、
結局自分が何をしたいのかが見えなくなってしまいます。

(4)心身が疲弊し、心が弱っている

心身ともに疲れていると
もう何も考えたくない、と思うことが増えます。

疲れは大きなストレスとなって、
私たちの思考能力・判断能力を低下させます。

この状態が続くと、少しずつ
自分がどうしたいのかが分からなくなってしまいます。

(5)忙しくて時間がない

忙しくて時間がないと、自分と対話したり、
自分の気持ちを振り返る時間が持てなくなります

あっという間に時間が過ぎていき、
自分を省みることができないままでいると、
「一体何がしたかったんだろう」
と悩むようになります。

自分の本音に気づく方法

原因をいくつかに分けてご紹介したところで、
どのように解消していけばいいかもお伝えします。

ぜひ、この順番で実践してみてくださいね。

(1)自分をいたわる

もし、今自分が疲れているとしたら、
まずは自分をいたわることからはじめてください。

いたわる時は、このようなことを自分で考えてみるといいですね。

  • 何をしていると1番癒されるか
  • どんな状態でいると、心が休まるか

できるだけ、自分が癒される時間を作ってみてください。

自分と向き合うためには、
心身の健康が欠かせません。

まずは心と体の健康第一で考えてみてくださいね。

(2)自分の気持ちを認める

本音を知るためにも、
自分のどんな気持ちも、受け入れ、
認めるようにしましょう。

  • こう思っちゃだめ…
  • この考え方は良くない…

こう判断をするのではなく、
自分の気持ちや考えに気づいたら、

◯◯と思っているんだな

とただ受け止めてみてください。

実は、自分が1番、自分にダメだし
していたということに気づくことができます。

これがなくなると、
それだけで心が軽くなっていき、
自分の本音に気づきやすくなっていきますよ。

(3)考えていることを紙に書き出す

自分の本音を見つけるのに良い方法が、
紙に書き出してみることです。

頭の中で思っていること、考えていることを
書き出してみましょう。

自分が考えていることをそのまま書き出していくと、

私ってこんなこと考えていたんだ」

と、自分でも気づかなかった本音に気づくこともあります。

自分の気持ちをアウトプットしてみる、
ということもやってみてくださいね。

(4)自分の「嫌い」を見つける

意外に感じる方もいるかもしれませんが、
自分にとっての「嫌い」を見つけることも大切です。

なぜなら、この「嫌い」という感情には
自分の大事な本音が隠れていることが多いから
です。

自分の気持ちがわからない時に
自分の好きなものをみつけるのは難しいと感じてしまっても、
「これは嫌だな…」と思うことを見つけるのは比較的簡単であることが多いです。

そして、嫌いが分かれば、

じゃあ自分が好きなことは…

と好きなことにも気づきやすくなっていきます。

自分の中にある「嫌い」、
見つけてみてくださいね。

(5)自分と対話をする

自分と対話する時間を持つようにしましょう。
いつも無意識にしていることを、意識して問いかけるところから
始めてみてください。

例えば、

「今日は何を着たい?」
「何を食べたい?」
「どう過ごしたい?」

このように、自分に問いかけていきましょう。

そして返ってきた答えを実行に移してみてください。

すると、自分がどうしたいのか、
何を求めているのかが次第に分かるようになってきます。

(6)「やりたい」に気づいたら行動する

こうして自己対話を意識していると、
自分のやりたいことをキャッチしやすくなります。

そして、

◯◯をやってみたい

という小さな願望が出てくることがあります。

そうなったら、その気持ちに蓋をせずに
できることから行動に移してみてください。

少しずつでも行動していくと、新たな気づきに出会えます。

その気づきが、次のやってみたいことにつながり、
どんどん自分のやりたいことや、自分の気持ちがはっきりしていきます。

仕事で自分の気持ちがわからない時のポイント

もしかしたら、こちらを読んでくださっている方の中には、

「なんとなくわかったけど、仕事で自分の気持ちって必要なのかな。」
「仕事で自分の本音なんてわからない…」

こんな方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、最後に仕事で自分の気持ちが分からない時に
やってみて欲しいことをご紹介します。

(1)苦手なこと、やりたくないことを探す

自分がやりたいことを見つけるのに役立つのが、
先ほどもご紹介した、

  • 苦手だと思っていること
  • これだけはやりたくないと感じていること

を探してみるということ。

自分の苦手なことが分かってくると、
反対に得意なことや好きなことも見つけやすいです。

(2)興味をもっていることを書き出す

仕事に関わるかどうかは関係なく、
自分が興味を持っていること、
関心を抱いていることを書き出してみてください。

  • デザインを勉強してみたい
  • あそこの美味しいレストランに行ってみたい
  • Twitterが好き

など、どんどん書き出してみましょう。

自分が興味を持っていることの中に、
自分のやりたいことが眠っている可能性があります。

また自分が興味を持っていることを書き出してみると、
自分の中で関心を抱く分野などが分かってきやすいので、
やりたいことを見つける手助けをしてくれます。

(3)行動に移す

そして、書き出したことの中からできることを
1つ選んで、行動してみましょう。

やってみなければ、それが本当にやりたいことなのか
見えてこないからです。

行動してみると、

  • 新たな人との出会い
  • 新たな学び

がたくさんありますし。

時には自分が興味を持っていることに
携われる仕事を紹介してもらえる、
なんてこともあります。

行動してみることで、
思ってもみなかった自分のやりたいことに
気づくこともあります。

一歩踏み出すことで新たな発見がたくさんあるので、
できることからどんどん挑戦してみてくださいね。

4.まとめ

いかがですか。

今回は、自分の本音が分からない理由や
本音の見つけ方をお伝えしました。

自分の気持ちがハッキリしないのは
心がモヤモヤして疲れてしまいます。

そんな時に、
本音が分からない状態から抜け出せる方法を知っていると、
モヤモヤが晴れてスッキリとした気持ちで過ごすことができます。

よければ今回お伝えした情報を、ぜひお試しくださいね。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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この記事を書いた人

30代会社員。人事歴10年。自分磨きアドバイザーやってます。
これまでの人事経験をもとに、自分と向き合うことを大切さを発信。
面談・面接実績は3000件以上。
自分磨きや転職に関する記事を週2回更新しています。
Kindle本を出版し4カテゴリで1位を獲得。よければぜひ読んでください。

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