日々の業務連絡。
仕事をする上で、毎日大量に
送られてくることの連絡に
辟易したことがある方も
多いのではないでしょうか。
発信者としては、
大事な連絡なので、
できる限り早く、確実に
見てほしいですよね。
私も仕事柄、
業務連絡を発信することが多いのですが、
業務連絡の開封率は…
なかなか低いです。
絶対返信が必要な文書も、
必ず2割程度の人に督促をかけます。
ですが、とある業務連絡を発信したとき、
異様な結果を目の当たりにしました。
1,600人程度の方に連絡したのですが、
10分で200名以上が開封
していたんです。
発信したのは業務繁忙期。
終日どの部門も忙しくしています。
にも関わらずこのような結果だったんです。
ここから「私が得た教訓」を
本日はお伝えします。
人は興味関心があれば情報を見る
私が発信した連絡、何だったと思いますか。
それは、
「兼業・副業に関するガイドライン」
でした。
昨今、兼業や副業という言葉をよく耳にします。
うちの会社でも時々問い合わせがありましたし、
判例などを見ても、
勤務時間外にスタッフが何をしていても
よほどの理由がないとそれを咎めることはできない
ということが証明されています。
個人的に、私も
兼業・副業は賛成派だったので
ガイドラインを作って発信しました。
その結果が、10分で200人以上の開封です。
この時期は色んな業務連絡、
スルーされることが多いのに…。
メール送っても返ってこないのに…。
電話やメールで
「これは申請できますか」
という問い合わせが、入る入る。
結果、私は上記の教訓に至ったわけです。
「自分ごと」になると人は動く
私の好きな曲に「メディアの銃声」という曲があります。
その歌詞の一部に、こんな箇所があります。
人身事故で遅れてる中央線 人達は苛立つ
遠くの銃弾なんかより 目の前の事実が真実
―ムック「メディアの銃声」より
当時、この歌詞を見た時に
とても納得したのを今でも覚えています。
当たり前のことかもしれませんが、
どれだけ重要なことでも
自分にそこまで関わりがなければ
あまり気にかけられないものです。
逆に、自分にとって直接影響のあることなら、
それは「自分ごと」として捉えます。
「繁忙期だから忙しい」「それどころではない」
こんな状況でも、
兼業や副業に関する情報は
自分にとって重要なことだから
すぐに目を通し、問い合わせるんです。
まとめ
いかがですか。
今回は、
人間どれだけ忙しくても、自分に必要ならば、
何とか工夫して時間をとろうとする
ということを実感したのでこんな記事にしました。
仕事を「自分ごと化」させるのは大事
なんて耳にしていましたが、
ここまで反応が変わるものとは
思っていませんでした。
きっと情報共有もこれと同じで、
人が心から知りたいと思っている情報なら
短時間でも色んな人に見てもらえるし、
結果としてより多くの人に伝えられるんだなと
改めて感じる出来事でした。
この出来事も自分の糧にしつつ、
明日からも頑張って情報発信していこうと
思いました。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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